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第104回薬剤師国家試験から合格基準が変わり、新たに禁忌肢が追加されました。それに伴い、薬学ゼミナールの模試でも禁忌肢を導入。先日の238回の薬ゼミ統一模試Ⅱでも禁忌肢を含む問題が出題されていました。
どれだけ禁忌肢は簡単だからと言われても、絶対選択しないとは言い切れないもの。今回は薬ゼミ統一模試Ⅱ(238回)を受験した107人の薬学生にいくつの禁忌肢を選択してしまったのかアンケートを取ってみました。
アンケート結果
先日Twitterでこのようにアンケートを取りました。
禁忌肢がどういう状況になってるのか気になっているのでアンケート。
第238回の薬ゼミ模試で禁忌肢いくつ間違えました??#薬剤師国家試験#薬ゼミ— ひゃくさん💊アンサング薬剤師 (@sansigoi) December 1, 2018
その結果、107人もの薬学生の方が回答してくれました。得られたアンケートをもとに円グラフにしてまとめています。
107人中禁忌肢を1つも選択しなかった人は97人。全体の約90%を占めていました。その他は禁忌肢を1つ選択した人が4人(約4%)、2つ選択した人が2人(約2%)、3つ以上選択した人は4人(約4%)という結果でした。
禁忌肢は1つでも間違えたら落ちるのか
では、禁忌肢は1つでも間違えたら落ちてしまうのでしょうか。ここで改めて厚生労働省から公表されている情報を見てみましょう。
薬剤師には、医療人としての高い倫理観と使命感が求められることにかんがみ、薬剤師として選択すべきでない選択肢(いわゆる「禁忌肢」)を含む問題について、導入することとする。
禁忌肢の導入にあたっては、公衆衛生に甚大な被害を及ぼすような内容、倫理的に誤った内容、患者に対して重大な障害を与える危険性のある内容、法律に抵触する内容等、誤った知識を持った受験者を識別するという観点から作問することとする。
ただし、偶発的な要素で不合格とならないよう出題数や問題の質に配慮する必要がある。
厚生労働省ホームページより
この文章の最後に注目です。
偶発的な要因で不合格とならないよう出題数や問題の質に配慮する必要がある。
ということは、1問でも間違えたら不合格ということではないみたいです。1問だったらマークミスで選択してしまうだけでも不合格となり、偶発的な要因で落ちてしまう可能性が出てきてしまいますからね。
医師国家試験では年によっていくつ間違えていいか変わっているみたいで、4つ間違えたらアウトだった年もあるみたいです。
禁忌肢のみで落ちる人はいるのか
この結果はおそらく妥当な結果だと言えるでしょう。少し古いデータですが僕が以前まとめた医師国家試験の禁忌肢のみで落ちた人数はこのようになっています。
医師国家試験の話なのでまた変わってくるかもしれませんが、この結果から禁忌肢のみで落ちる人はほとんどいないと言っていいでしょう。
薬剤師国家試験まで残り約3カ月の時点で約90%の人が禁忌肢を1つも間違えていません。ですので次回の薬ゼミ統一模試Ⅲ(239回)では1つも間違えていない人がさらに増えることでしょう。
禁忌肢を間違えないために
今回90%もの人が禁忌肢を選択していないことが分かりました。このことから禁忌肢を選択しないために、あえて特別な勉強をしなくていいということが考えられます。
禁忌肢を間違えないように勉強するよりは総合点をあげる勉強をしていった方がいいということですね。そうすれば自ずと禁忌肢を踏まないような知識がついていくのではないかと思います!
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