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薬剤師国家試験勉強法

薬剤師国家試験の勉強法まとめ|いつから何をやる?上位1割で合格した方法

国試の勉強法何から始める?
ひゃくさん

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どーも、病院薬剤師のひゃくさんです。国試の勉強は、何をすればいいのか分からないですよね。僕も薬学生のころは分からなくて、いろいろな勉強法を試しました。その結果、第103回の国試は上位1割ほどの点数で合格できました。その経験をもとに、おすすめの勉強法をまとめます。

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いつから始める? 6年生の4月には始めましょう。まだの人は今日からで大丈夫です。

最初の一歩は? 必須問題を解きまくります。基礎が身について、続けやすいです。

過去問は? 5年分以上を、2〜3周が目安です。

何から始める?

いつから始めるかと、最初に何をするかを、順に説明します。

① 勉強は、いつから始める?

6年生の4月には始めましょう。4月より前に始めれば、さらに余裕を持てます。6年生でまだ始めていない人は、今すぐ始めてください。多くの薬学生が「もっと早く始めればよかった」と後悔していますし、国試の高得点者には、4月までに勉強を始めていた人が多いからです。僕は9月ごろに始めて、とても苦労しました。遅く始めても合格はできますが、余裕を持って進めるなら、早めの対策がおすすめです。

② 最初は、必須問題を解きまくる

何から始めても構いませんが、モチベーションが続く勉強にしてください。僕がおすすめするのは、必須問題を解きまくる勉強法です。メリットは3つあります。

  1. 基礎的な問題が多いので、基礎知識が身につきます。
  2. 国試の9科目すべてを網羅して勉強できます。
  3. 解けた経験を積めるので、続けやすくなります。最初から青本などの参考書を読み始めると、すぐに頭がいっぱいになって続きません。

たとえば僕は、模試の過去問の必須問題だけを解いて、基礎を固めようとしていました。その結果、統一模試Ⅰから統一模試Ⅱまでに、60点上がりました。詳しくは必須問題から基礎をつける勉強法と何から始めるべきかに書いています。毎日18問の国試クイズも使えます。

③ 参考書は、青本がおすすめ

薬ゼミの青本は、薬学生の約9割が使っていて、使った人の9割が「良かった」と答えています。僕も使っていて、青本があれば、ほかの参考書はいらないくらいの良書でした。青本だけでは頭に入らないと感じる人は、おすすめ勉強本まとめを見てください。

④ 過去問は、5年分以上を2〜3周

過去問を解きまくる勉強法は、多くの人が勧めています。合格した薬剤師約200人に、ツイッターで聞いたところ(ひゃくさんのアンケート)、5年分以上を解いた人が全体の60%でした。周回数は、2〜3周が最も多い結果でした。この結果から、5年分以上を2〜3周解くのが目安だと考えています。解き方は過去問の勉強法まとめに書いています。

効率を上げるには?

次の2つを意識します。

  • 正答率の高い問題を、落とさない。過去の国試は、正答率60%以上の問題をすべて正解できれば合格点に届く、という集計をしました(執筆当時の過去問をもとにした、ひゃくさんの集計です)。模試や過去問をやり直すときは、正答率の高い問題を中心に確認してください。薬ゼミ模試の個人カルテには、問題ごとの正答率が載っています。正答率が高いのに自分が間違えた問題を、集中的に対策します。
  • 模試は、やり直しに力を入れる。模試には、その年の予想問題が含まれています。第103回の国試では、模試で44問、やまかけ講座を含めると全体の約20%が一致していました。解いて終わりにせず、間違えた問題をやり直して、知識の穴を埋めてください。

模試の目標点は、どう決める?

「次の模試を頑張ろう」と思うより、「統一模試Ⅰで200点を目指す」のように具体的な目標を決めたほうが、勉強の質が上がります。目標を決めると、何を勉強するかが分かり、勉強法を評価して改善でき、モチベーションも保てます。

目標は、過去の点数推移と、先輩たちの体験記を参考に決めます。僕の点数は、統一模試Ⅰが134点、Ⅱが192点、Ⅲが223点、第103回の国試本番が268点でした(345点満点)。最初の模試は平均を大きく下回っていたので、出だしの点数が悪くても大丈夫です。

試験 過去5回の平均点(第103〜107回) ひゃくさんの点数(第103回)
統一模試Ⅰ 約173点 134点
統一模試Ⅱ 約191点 192点
統一模試Ⅲ 約210点 223点
国試本番 約236点 268点

平均点は、第103〜107回の5回分をひゃくさんが集計した値です(345点満点)。薬ゼミ模試から国試までの平均点の推移を見ると、余裕を持って合格するにはどれくらい取っておけばよいかが分かります。先輩の勉強と点数の推移は、国試の体験記まとめで確認できます。

試験まで1か月になったら?

勉強法は無理に変えず、これまでの方法を信じてやりきるのがいちばんだと思います。そのうえで、勉強法に自信がない人には、次の3つをおすすめしています。

  1. 正答率の高い問題を落とさない。統一模試の成績表には、問題ごとの正答率が載っています。正答率が高いのに間違えた問題や、あいまいだった問題を中心に復習します。時間がなければ、正答率の低い問題は後回しで構いません。
  2. その年の模試のやり直し。間違えた問題は知識の穴なので、埋めやすいです。
  3. 過去問で時間配分を練習する。本番は、解くだけでなく、見直しの時間も要ります。問題文の読み間違いやマークミスは本番でも起きるので、見直しの時間を確保してください。

必須問題は足切りの対象です。基礎の抜けがないかを、毎日少しずつ確認するのがおすすめです。自分の解答での合否は自己採点ツールで確認できます。合格基準は合格基準まとめにあります。

必須問題を、毎日18問

第105〜111回の必須問題から、9分野を2問ずつ。連続日数と、苦手の分野が分かります。無料・登録なしで、スマホからも使えます。

今日の18問を解く

くわしい条件

勉強を始めた時期のアンケート

薬学生に勉強を始めた時期をアンケートしたところ、いちばん多かったのは薬ゼミの1回目の模試がある9月で、次が4月でした。国試は不安との闘いで、その不安をやわらげるいちばんの方法は、勉強した量だと考えています。

薬ゼミの模試

国試は2月にあります。それまでの6年生は、卒業研究・発表、卒業試験など、やることがたくさんあります。卒業研究や卒業試験の時期は、大学ごとに違うので、自分の大学のスケジュールを確認してください。受験生が目標にする大きな模試は、薬学ゼミナールの統一模擬試験です。ほとんどの薬学生が受けます。2026年度は、Ⅰが9月17〜18日(実施済み)、Ⅱが11月19〜20日、Ⅲが2027年1月14〜15日です(受験料は各25,000円、薬ゼミの記載)。時期別の勉強法は国試までのスケジュールに、模試の受け方は薬ゼミ模試ガイドにまとめています。

参考書・過去問の補足

ほかにも、メディセレのオレンジブック、薬学ゼミナールの領域別問題集、薬学教育センターの必須問題集は、評価が高いようです。過去問の年数は、5〜6年分を解いた人が最も多く、次が7年分以上でした。周回数は、0〜1周の人も多くて、3周以下の人が半数を超えました。過去問を解きまくると、国試の出題傾向がつかめますし、自分に足りないところを客観的に確認できます。

正答率の補足

正答率が低い問題は、時間がないときや、ほかにやることがあるときは、飛ばして構いません。難しい問題は、ほかの受験者も解けません。正答率の高い問題だけで200点は取れます。

目標点を決める3つの理由の補足

目標を決めると、残りの日数と今の実力から、何ができるか、何の対策が必要かを考えられます。たとえば模試で200点を目指すなら、残りの時間で青本を1周する、と決められます。目標を達成できたなら、これまでの勉強法は自分に合っていたと判断できます。点数が伸びていなければ、勉強法が合っていないか、勉強量が足りないのかもしれません。「国試に合格する」という大きな目的だけでは、期間が長く、モチベーションを保ちにくくなります。模試ごとに目標を立てると、達成できればもっと頑張ろうと思えますし、達成できなくても、勉強がまだ足りなかったと次に切り替えられます。平均点の推移なので、目標はそれより上に置くのがおすすめです。

体験記とSNS

僕が受験したとき、国試の体験記はネット上にほとんどありませんでした。そこで、第104回の国試に合格した人たちに体験記を募集して、集めました。余裕を持って合格した人も、大逆転で合格した人もいます。SNSは、使い方しだいで味方になります。国試を一緒に戦う仲間をフォローすると、良い刺激をもらえます。休憩のつもりで見ていたのに、勉強法や問題を発信している人がいて、勉強になっていることもあります。僕も、インスタグラム(@103yakulog)で薬のことを発信しています。

直前期の過ごし方の補足

僕は、計算問題や「あと少しで思い出せそうな問題」を一度飛ばして、ほかの問題を先に解いていました。

よくある質問

薬剤師国家試験の勉強は、いつから始めればいいですか?

少なくとも6年生の4月には始めるのがおすすめです。もっと早く始めると、さらに余裕を持てます。6年生でまだ始めていない人は、今日から始めて大丈夫です。体験記を書いてくれた受験者の多くが「もっと早く始めればよかった」と振り返っています。

国試の勉強は、何から始めればいいですか?

モチベーションが続く勉強なら、何から始めても構いません。僕のおすすめは、基礎的な問題が多い必須問題を解くことです。9科目すべてを網羅できて、解ける経験も積めます。

過去問は、何年分・何周解けばいいですか?

合格した薬剤師約200人へのアンケートでは、5〜6年分を解いた人が最も多く、5年分以上の人が60%でした。周回数は2〜3周が最も多い結果でした。この結果から、5年分以上を2〜3周を目安にするのがよいと考えています。

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