薬剤師国家試験勉強法

オススメする効率的な薬剤師国家試験勉強法まとめ【点数爆上げ例あり】

悩んでいる人
悩んでいる人
薬剤師国家試験の勉強って何すればいいのかな?オススメの勉強法を知りたい!

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 薬剤師国家試験勉強で大事な2つのポイント
  • 薬剤師国家試験勉強のモチベーションを維持させる方法
  • 薬剤師国家試験で点数を爆上げさせた勉強法

この記事では薬剤師国家試験の勉強法について存分にまとめています

ひゃくさん
ひゃくさん
どーも、薬学生や薬剤師に向けてブログやTwitter、Instagramで発信している病院薬剤師のひゃくさんです!

僕自身は第103回薬剤師国家試験に合格し、今は病院薬剤師として働いています。

薬剤師国家試験の勉強が続かない…
薬剤師国家試験の勉強の質を上げたい…
薬剤師国家試験に合格したい!

あなたはこのような悩みを抱えていませんか?

こんな薬剤師国家試験対策の記事を自信満々に薬学生向けに書いている僕ですが、実はもともと下位層の薬学生でした。
なんとか回避出来ましたが、留年の危機も何度か・・・

薬剤師国家試験の模試でも、9月に行われる薬ゼミ統一模試Ⅰで約9000位と、他の薬学生にかなりの遅れを取ったスタートでした。

その後、これはヤバいと薬剤師国家試験勉強に力を入れてから点数はグンと伸び、最終的には合格ラインを余裕で超え、最終的には上位1割の成績で薬剤師国家試験に合格することができました

103点数

ひゃくさんの得点推移

  • 統一模試Ⅰ:134/345(約9000位)
  • 統一模試Ⅱ:192/345(約5000位)
  • 統一模試Ⅲ:223/345(約2500位)
  • 第103回薬剤師国家試験:268/345(約1000位)

僕は特別な勉強法を取り入れたわけではありません。
予備校にも通っていないし、自学自習でここまで点数を伸ばすことができています

そんな平凡な成績だった僕がどのように勉強して最終的に上位の成績で薬剤師国家試験に合格できたのか。
きっとここから書いていく内容はみなさんの薬剤師国家試験合格のヒントになるはずです。・・・なると信じています。

この記事は「過去問を3周はしよう!」とか「要点集だけで合格できる!」とかいうこれをやれば合格できるといった勉強法については書いていません。というのも、薬学生それぞれに合った勉強法があるからです。

じゃあどんな内容が書かれているかと言うと、万人が参考にできるような日頃の勉強のコツやモチベーションを維持する方法などもっと根本的な内容です。
みなさんはこの記事を参考にして自分だけの最強の勉強法を確立していくことになるでしょう。この記事はそのためのヒントが存分に詰め込まれています。

では早速、この記事が薬剤師国家試験に挑むあなたの支えになればと思い、書き綴っていきたいと思います。

はじめに:薬剤師国家試験に落ちる人の特徴とは

落ちる人の特徴

まずは薬剤師国家試験に落ちる人の特徴を正直に言います。
今回の記事では如何にこの落ちる人の特徴から抜け出すかを具体的に話していきます。

落ちる人の特徴とは勉強時間が足りないか、勉強の質が悪いか、もしくはその両方です。

落ちる人の特徴
  1. 勉強時間が足りない
  2. 勉強の質が悪い
  3. その両方

「なんだ、当たり前のことを言うなよ」と言う声が聞こえてきますね。
ですが、落ちている人、成績がなかなか伸びない人はこの特徴に当てはまっているはずです。

どんなに良い勉強法を教えてもらっても継続できなければ成績は上がらないし、勉強時間だけ増やしても無駄の多い勉強法では効率が悪すぎます。
そんな人が落ちやすいのは容易にイメージできると思います。時間も質も足りていない人が落ちるのは問答無用ですね。

では合格するためにどうすればいいのか。

単純に、勉強時間を増やし、質を上げればいいのです。

この記事では薬剤師国家試験の勉強法について、この「時間」と「質」に焦点を当てて話します。
僕が実際に薬学生の頃に実践していたこと、薬剤師国家試験対策のブログを運営して使えるなと思った勉強法を紹介してきます。

今すぐに使える技や今後活きてくる技がきっと見つかるはずです。全部やる必要はないので、自分に必要なものだけしっかりと盗んでください。

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勉強時間を増やすために

勉強時間を増やすために

薬剤師国家試験での合否を分けるといっても過言ではないのが勉強時間です。

当り前ですが、勉強時間が全く足りていなかったらあんな膨大な量の知識を身に付けるなんて不可能です。
いくら選択問題だからといって、甘く見てはいけません。

逆に薬剤師国家試験で成績の良かった人のほとんどが、しっかりと勉強時間を確保できた人だと感じています。

最初に勉強時間を増やすための工夫を存分に紹介します。

最も勉強時間を増やす方法とは

勉強時間を増やす方法で一番手っ取り早く、確実なのが勉強を始める時期を早くすることです。
以前薬学生に対して勉強を始めた時期についてアンケートを取ったのですが、一番多かったのが9月、次いで4月という結果でした。

薬剤師国家試験 (2)

9月には薬ゼミの第一回目の模試があるので、それに向けて勉強を始めた人、その結果を受けて勉強を始めた人が多いのだと推測できます。

注意してほしいのが、これは9月から始めても合格できるよと言いたいのではありません。9月と4月では埋めようのない差があることを知ってほしいのです。

例えば4月から勉強を始めた人が毎日2時間だけ勉強していたとしましょう。
薬ゼミ統一模試Ⅰが行われる9月までに「2時間×5カ月×30日=300時間」もの勉強時間になります。

たった2時間でも9月に勉強を始める人より300時間も差が付いているのです。
毎日10時間勉強しても300時間勉強するには1カ月かかりますね(ちなみに1日10時間を1ヶ月続けるのは至難の業です)。

当ブログでは薬剤師国家試験の体験記を募集していますが、成績の良かった人は勉強を始める時期が早い傾向にあります

第105回薬剤師国家試験の体験記では4月からコツコツ勉強を始めていた人は、薬ゼミの統一模試Ⅰの段階で225点前後取っており、最終的には約270点の高得点をたたき出しています。
ちなみに僕は統一模試Ⅰで134点でしたので、この時点で100点もの差が付いているんですね。なんてこった・・・

また、点数だけでなく気持ちの余裕という点でも大きな差があります

勉強してこなかった僕が悪いのですが、正直めちゃくちゃ焦りました。
なので、みなさんは周りに置いていかれないように、逆に周りを置いていくように早めに勉強を始めていきましょう。

近年の薬剤師国家試験の合格基準が相対基準になったことにより、みんなより1歩でも前に進んでいることは非常に大事なポイントだと思います。

ただ、4月から勉強を始めなければ合格できないというわけではないので、諦めないでください。
後述しますが、諦めない限り合格の可能性は残ります。

今から始めても遅くないはずです。僕が下位層だった秋口から合格を手に入れたように、みなさんも諦めずにね

また、多くの薬学生(受かった人も、落ちた人も)が「もっと早くから勉強を始めるべきだった」と話しているので、みなさんはこの記事を読み終えたらすぐにでも始めましょう

薬剤師国家試験勉強はいつから始めるべき?【結論:今から始めましょう】 薬剤師国家試験の勉強っていつから始めたらいいの? みんなはいつから始めているの? この記事はこういった悩みを...



モチベーションを維持するために

すぐに勉強を始めよといいましたが、一番大事なことをまだ言っていないので少し待ってくださいね。

薬剤師国家試験勉強を闇雲にやっても継続することができなければ、いくら早めに始めたとしても結果意味がありません。(うさぎとかめのうさぎにならないようにね・・・)

そこで大事になってくるのがモチベーションの維持です。

薬剤師国家試験ではこのモチベーション維持が非常に重要となってきます。
と言うのも勉強をしなくなる原因のほとんどがモチベーションを維持できないことが原因だからです。

モチベーションが低いといざ勉強を始めてもすぐに飽きてしまったり、やる気がなくなってしまったり、そもそも勉強を始めることすらできないかもしれません。(薬剤師国家試験に挑む薬学生あるあるですね)

実際に薬剤師国家試験勉強は数カ月にわたり勉強漬けなので、このモチベーション維持というのが非常に鍵となってきます
個人的に一番重要なのはこのモチベーション維持だと思っています。

いくつかモチベーションを維持するおすすめの方法について紹介します

最初から飛ばし過ぎない

薬剤師国家試験勉強でやってしまいがちなのが、最初からペースを飛ばしすぎて一瞬でモチベーションが無くなってしまうということです。

例えば、一日の勉強時間を十数時間に設定したり、基礎的な内容をあまり理解していないのにいきなり青本を最初から細かく読んでいくような勉強法を取ってしまうと、大半の人はすぐに継続できなくなってしまうでしょう。(もちろん継続できる人はその勉強をやっても大丈夫です)

なので、勉強のペース配分はとても大事です。
後述しますが、最初は基礎的な知識が問われる「必須問題」などの簡単なところから無理なくやっていくことをおすすめします。

薬剤師国家試験の勉強範囲はめちゃくちゃ広いので、最初から全部覚えるのは非常に困難です。
最初は浅く広く勉強して、その知識をどんどん深めていく方が、勉強の効率的にも継続のしやすさ的にもおすすめできますね。

勉強の軌跡を残す

勉強した軌跡は積極的に残していきましょう
ノートにまとめたり、過去問を解いたときにはその解答を取っておきましょう。

軌跡を残すことによって達成感や成長の過程が見れるので、モチベーションが維持しやすくなるからです。

その日どれだけ勉強したかを実感することで勉強のモチベーションはかなり維持しやすくなります。

勉強の効率とは別にやった感を出すことも重要ですね。
ノートをきれいにまとめられたらうれしく思う人も多いのではないでしょうか。

そうやってモチベーション維持しつつ毎日勉強を続けることがまずは大事だと思っています。

もちろん、無駄なことはしない方が良いですが、やらないよりやった方が良いので、あなたがモチベーション維持しやすい勉強方法を取り入れていきましょう

また過去問の結果を残しておくことで自分の成長を客観的に見ることができます。

自分の成長が可視化できるとモチベーションはかなり上がります。ダイエットでもそうですよね。
頑張った分だけ体重が減ればやる気が上がります。

過去問を解いたときの結果を残すことで、自分がどれだけ成長したのか、まだ足りないとこはどこなのか可視化できるはずです。

ちなみに僕のブログでは薬剤師国家試験用の解答用紙も無料で用意しているので良ければ使ってください。

薬剤師国家試験用の解答用紙作ってみた!【効率的に勉強しよう】どーも、ひゃくさんです! 先日Twitterでこのような呟きをしました。 薬剤師国家試験の自作解答用紙の写真がまわってきたけ...

これは、僕が薬剤師国家試験に合格してから「こういうのがあったらいいな」と思って、後輩薬学生の為に作って無料で公開している解答用紙になります。
Excelで作っただけだけど、これが意外と評判がいい。(やったね!)

過去問を勉強した時の効果がより上がる様な工夫もしているので為になると思います。

勉強の軌跡を残すことはモチベーション維持以外にも薬剤師国家試験最大の敵と言ってもいい「不安」解消にも役立ちます

薬剤師国家試験直前にはかならず不安が押し寄せてきます。
どれだけ成績がいい人でも人生を左右する大きなイベントですので不安になってしまいます。

不安を解消するためには、勉強量を増やすことが一番です。これに関しては第105回薬剤師国家試験に合格した人が体験記でも書いていますね。

【第105回薬剤師国家試験体験記】不安な気持ちに打ち勝つ方法 第105回薬剤師国家試験受験者の体験記を探している! みんながどうやって勉強しているのか知りたい! この記事...

これまでの勉強の軌跡を見返すことによって、これだけ勉強したんだという自信につながるのでこれまで書いたノートや問題集、プリントなどは必ず残しておくようにしましょう

SNSを活用する

SNSは勉強の邪魔にしかならないと思っている人も多いかと思いますが、ここ2年の薬学生の活用法を見ていると勉強のモチベーション維持や知識の共有にめちゃくちゃ役立つツールだと感じています。

Twitterではアンケート機能を使って毎日のように薬剤師国家試験対策の問題を出題している人たちがいるので、それに答えるだけで勉強になります。

また、Instagramでは勉強の様子を写真に取ったり、まとめたノートを投稿している薬学生がたくさんいるので「自分も頑張ろう」とやる気を貰うことができます。

もちろん、写真を取ることが目的となって頭に入っていないのならば意味がありませんが、しっかり勉強したことを理解して写真をアップすることでモチベーション維持ができているのなら僕は大賛成です。

後述しますが、SNSはアウトプットのツールとしても非常に優秀です。

薬学生だけでなく薬剤師のアカウントをフォローしてもいいかもしれませんね。

薬について有益な情報が毎日バンバンツイートされているので、本当に勉強になります
薬剤師として働いている僕でも勉強になることがたくさんです。

近年の薬剤師国家試験はより実践的な問題が多く出ているので、現場で働く薬剤師のツイートを見ることで少しは対策できるかもしれませんね。

なにより、自分の目指す「薬剤師」をフォローすることで将来像がイメージでき、モチベーションは維持されやすくなります。

ちなみに僕はTwitterやInstagramで薬学の知識などをアウトプットしており、ありがたいことにTwitterのフォロワー数が4000人、Instagramのフォロワーが10万人います(2021年7月時点)。

よかったらフォローしてみてください。

一人で引きこもって勉強していてもなかなかモチベーションを上げることが難しいので、SNSをするだけでも刺激を受けることができるので結構おすすめです。

実際僕が受験したときはTwitterを活用していなかった(というか今ほど活性化されていなかった)のですが、今もう一度受験するなら絶対に活用したいツールの一つですね。

勉強専用のアカウントで利用している人もいるので、新しく作ってみるのもいいかもしれません。

勉強以外の時間も大切にする

モチベーション維持のために勉強以外の時間も大切にしましょう

例えばマンガを読んだり、ドラマを見たり、ゲームをするのもいいと思います。
一日の中でもメリハリをつけることでモチベーションはより維持しやすくなるはずです。

ずっとオンのままだったらどんなに体力に自信のある人でも疲れて、集中力が切れてしまいます。

時には思い切ってオフの時間を取ってみるのがいいですね。
集中力が切れている時の勉強は本当に頭に入らないですしね・・・

頭に入らないならいっそのこと休憩しちゃえって考えましょう。

実際に僕は直前期でも勉強の合間にYoutubeやバラエティ番組を見たり、ゲームもやっていました。
個人的にはこれくらい気持ちに余裕を持っていたことで毎日の勉強も集中できていたのかなと思います。

もちろん、休憩が一日のメインになってしまっては元も子もないので、しっかり勉強した自分へのご褒美感覚でリラックスする時間を作っていきましょう。

どうしてもプライベートの時間を作ることに不安がある人は、勉強の合間に医療系のドラマやアニメを見ることをおすすめします。

「アンサングシンデレラ」や「はたらく細胞」などは楽しめながら医療を学ぶことができるので、とてもおすすめですよ。



ネガティブにならないように

僕は薬剤師国家試験勉強の時期は何事もポジティブに考えることにしていました

最初の模試で全体の下位2割の成績だった時も、「まだまだ伸びしろがたくさんある。みんなより点数伸ばすぞ。」と思ってましたし(もちろん焦りもありましたが)、最後の模試でギリギリ6割5分の点数に届かなかったときも、「ここで目標達成していたら油断していたかもしれない。ここからしっかり頑張るぞ。」と考えていました。

ちなみに個人的な印象ですが、ネガティブな人は点数の伸び率が悪いように感じています。あくまで個人的な印象です!

もちろん全員に当てはまる話ではありません。
しかし、実際に僕の同期で国家試験に落ちてしまった人はネガティブな人が多かったです。

さらにネガティブはたちが悪く、周りの人間に伝播してしまいます
友達と一緒に勉強することは知識の共有やモチベーション維持の面でとてもおすすめしますが、一緒に勉強するならポジティブな人と一緒に勉強してみるといいかも知れませんね。

そして自分のネガティブが周りに伝播しないように、ポジティブでいることを心がけましょう。

僕にも落ちたらどうしようという不安はありましたが、最終的には「落ちたら自分を見つめなおす1年にしよう。新しいことにチャレンジするのもいいな。」という風にどこまでもプラスに考えることで不安をあまり感じることなく勉強に集中出来ました。

楽観的くらいが不安から抜け出すためにも僕にはちょうど良かったですね。

本番は本番で、自分が落ちたらみんな落ちるだろうというくらい強気で挑みましたね。

ポジティブシンキングは本当におすすめです。

睡眠時間を削ることのデメリット

よく勉強時間を確保するために睡眠時間を削るという暴挙に出る人がいますが、効率が悪いので今すぐやめましょう

睡眠不足は集中力、記憶力、推考力の低下を引き起こすので本当に効率が悪いです。

ちなみにペンシルベニア大学の研究では6時間睡眠を14日続けた場合、2日徹夜した時と同じくらいの脳の働きが低下するという結果が出ているそうです。ナンテコッタ・・・

しかも、本人は脳の働きが低下していることを必ずしも自覚しているわけではないとのこと。
そんな状態じゃ絶対に集中力は継続できませんね・・・

結果的に睡眠時間を削ることは勉強時間を増やしているようで減らすことになってしまうようです。

自分は大丈夫と思っていても、実際は脳の働きがかなり低下している場合もありますので、睡眠時間はしっかり確保しておきましょう。

また、睡眠不足は体調不良の原因にもなります。
風邪を引けば1日は勉強に手を付けることができませんし、ひどい場合は数日にわたって勉強時間を奪われることになります。

薬剤師国家試験勉強をしていると、生活リズムが崩れる人を多く見ますが、睡眠をしっかりとり、規則正しい生活を送ることが勉強時間を確保する一番の方法だということを頭に入れておきましょう。

ちなみに僕は薬剤師国家試験1カ月前に高熱を出してしまいました。
結局2日間ほど勉強できなかったのですが、精神的にきつかったですし、焦りも出てしまったので、みなさんは十分健康に気を付けてくださいね。

睡眠時間を削って数時間勉強するのと、しっかり睡眠を取って毎日の勉強の質を上げるのではどちらが効率的なのかみなさんならすぐにわかるはずです



油断も絶望もしない

薬剤師国家試験への心の持ちようは勉強時間に密にリンクしてきます

模試の結果が良かったことで油断して勉強量が減ったり、逆に模試の結果が悪くて悩みまくっていると勉強時間が削られてしまいます。

僕が受験生の時に先輩の話を聞く機会があったのですが、その先輩は最後の模試の結果が良かったことで油断し、勉強を疎かにしたことで落ちてしまったと言っていました。

模試はあくまで模試だと考えておいた方がいいでしょう。

実際に僕も統一模試Ⅱで平均点くらいまでに追いついたことで、少し気が抜けてしまいました。
結果、統一模試Ⅲでは目標としていた点数に届きませんでした・・・

本当に油断は禁物ですね。

また、薬剤師国家試験直前になると僕のもとに「模試でこの点数ですが受かると思いますか」という質問が結構来ますが、そんな質問には基本的にこう返しています。

「模試でどんな点数取っていようと、あなたの頑張りしだいで受かることも可能だし、逆に勉強を怠れば落ちてしまうでしょう。大事なのは諦めないことです。」

これからの模試で悪い点数を取ってしまった時にはかなり落ち込むことでしょう。

しかし、絶対にあきらめることだけはないようにしてください
最後の模試から大逆転を決めて合格した人もたくさんいます。

僕のブログの体験記にも載せているので、参考にしてみると勇気を貰えるかもしれませんよ。

受験者が語る!薬剤師国家試験体験記まとめ【完全版】 薬剤師国家試験の体験記を読みたい! 先輩達の勉強を参考にしたい! この記事はこういった悩みを持つ薬学生向けの...

目標設定することのメリット

これは勉強の質にも関わってくることですが、目標は必ず作っておきましょう

目標を決めることで何を勉強しないといけないかが分かるというメリットがあります。

よく「何を勉強していいか分からない」という質問が来ますが、そういう薬学生は結構な確率で明確な目標を立ててないことが多いです。

そういった人はまず目標を立ててみましょう。

例えば「薬ゼミ統一模試Ⅰで200点を目指す」という目標を決めたとしましょう。
目標を決めることで、残りの日数と現時点での自分の実力を加味し、何ができるのか、何の対策をしないといけないかという思考ができるようになります。

しかし、何の目標も立てず、漠然と「次の模試頑張ろう」と思っているだけでは、どのような勉強をしていいのか具体的な作戦を立てることができませんよね。

毎日勉強はしているけど、この勉強を続けていいのだろうかと思ってしまうこともあるでしょう。

それはやはり目標を決めていないからです。

目標を決め、現時点でその目標に足りていないものを見つけ出すことができれば、これから何を勉強しないといけないかは自ずと見えてくるはずです。

また、目標を決めると勉強法に対する評価ができるというメリットがあります。

目標を決め、勉強した結果、目標を達成できたのであればこれまでの勉強法は自分に合っていたと思えるでしょう。

逆に勉強してきたのに点数が伸びていなかったのであれば、勉強法が間違っていたか勉強量が足りなかった可能性がでてきます。

このように目標を決めていれば、これまでの勉強法を客観的に評価することができます。

しかし目標を立てていない場合、模試の結果を見ても評価ができないため、勉強法が合っていたのか間違っていたのか分かりません。
次につなげることができないのです。

目標を立てるということは、単に目指すものを作るだけでなく、今後の勉強にもつながっていきます。

目標を決めることで何を勉強しないといけないかがわかり、またその勉強法を評価することができるので、次に勉強法を改善することができます。

勉強法があっていた、間違っていたということが分かれば、次はどうしたらいいかということが考えられますね。

このように自分に合った勉強法を確立していく作業も非常に重要になってくるので頭に入れておいてください。

目標設定のコツを少しだけお話します。

ポイントは逆算です。

目標

まずは薬剤師国家試験の目標点数を決めます。
次に薬剤師国家試験の目標点数を達成するために、各模試で何点取ればいいのかを考えます。
そして一番近い模試の目標点数を達成するために何をしないといけないのか、月単位、週単位、日単位での目標を立てていくのです。

そうすれば自ずとやるべきことが見えてくると思いますよ。

ちなみに第105回薬剤師国家試験の得点推移はこんな感じになっています。

画像13

この点数を参考に目標点を決めていってください。



勉強の質を高めるために

勉強の質を高めるために

ここからは勉強の質の話になります。

勉強したことを最大限自分のものにする方法、おすすめの勉強する順序、より薬剤師国家試験の知識を印象に残す方法など、すぐにでも使えるテクニックを紹介していきます。

アウトプットの量を増やす

薬剤師国家試験勉強の質を高めるために意識してアウトプットの量を増やしていきましょう

というのも薬剤師国家試験勉強はどうしてもインプット過多になってしまう(参考書が分厚すぎるのでしかたないが)からです。

ちなみにインプットとアウトプットの比率は3:7でアウトプットの比率を高めた方が良いみたいです。

この割合が本当なのかは分かりませんが、どちらにせよ薬剤師国家試験勉強はアウトプットの量を増やしていくことで、効率を爆上げできるのは僕の経験からも言えます。

では、どのようにアウトプットしていけばいいかをまとめていきますね

学んだ事を思い出す

考えてほしいことがあります。

例えば一日中薬剤師国家試験勉強をしたとして、一日の終わりに勉強したことを思い出してくださいと言われたらどれだけ思い出せると思いますか?

実際にやってみるとわかると思いますが、意外と全然出てこないんですね

人間の記憶力って儚いものです・・・

勉強したつもりでも、記憶に残っていなければ全く意味がないですよね。

なので、一日の終わり、もしくは翌日に学んだ事を思い出してみてください。
紙に書きだしてみてもいいかもしれません。

そこで思い出せなかった内容やあいまいな内容があなたに足りない知識です。
そこを埋めてやることで知識をしっかりと身に付けることができます。

儚い人間の記憶力でも少しは強固になるはずです。

さらに思い出すという作業自体がアウトプットになっているので、記憶に定着しやすくなるというメリットもあります。

学んだ事をSNSに投稿してみてもいいかもしれませんね。

実際に僕は薬剤師になってから学んだ事をどんどんSNSに投稿しているのですが、知識の定着率が明らかに上がりました。

TwitterやInstagramにはたくさんの薬学生が勉強の様子を投稿しているので見てみてください。

問題を多く解く

薬剤師国家試験の一番のアウトプットは問題を解くことです。

薬剤師国家試験は過去問だけで受かると聞いたことはありませんか?

その真実は僕自身試したことが無いし、実際に試した人を見たことが無いのでわかりません。
というよりあまりに不確実な情報なので過去問だけで合格しようとするのはオススメしませんが、過去問を解く勉強法はかなり重要です。

過去問を解くことで薬剤師国家試験の傾向を把握することができるだけでなく、自分が持っている知識をフルにアウトプットすることができます。

そして問題の正誤で理解できていたかできていなかったが客観的にわかり、穴を埋めることができます。

アウトプットのメリットは知識の定着だけではなく、このようにフィードバックを受けられるというメリットもあるんです。

参考書を読んでいるだけでは本当に理解できているのか分かりませんが、問題を解くことで理解できているかできていないかがわかるので、問題は積極的に解いていきましょう。

誰かに教える

みなさんは「ラーニングピラミッド」というものをご存知でしょうか。

アメリカ国立訓練研究所によって導き出された、学習定着率を表すものです。
どの手段で、どれくらい記憶に残りやすいかというものですね。

画像11キャリア教育ラボより

この中で一番記憶に残りやすいのが「他人に教えた経験」なのです。

人に何かを教えるということは、まず自分がしっかり理解していないといけませんよね。

誰かに教える前提で勉強するだけでも記憶力がアップします。
普通に勉強するより重要なポイントや、流れをつかみやすくなるのでかなりおすすめです。

また、教えた結果、理解できていない所が明確に見えるというメリットもあります。

ちなみに僕が6年生の頃は、CBTに挑む後輩くんに積極的に質問してもらい、それに答えるということをしていました。
後輩くんも僕もwin-winの勉強法でしたね。僕はそう思っています・・・(笑)

先ほど学んだ事をTwitterに投稿してみましょうと話しましたが、それも人に教えることに近いです。
しっかり理解していないと文字にして伝えることができません(さらにTwitterでは140字と言う文字制限がある)。

簡単だろうと思っているかもしれませんが、意外と難しいし、それができるようになったら理解や知識の定着ができていくのでおすすめですよ。



知識は徐々に深めていく

薬剤師国家試験勉強でよくやってしまいがちなのが、青本などの参考書を最初から読み始めてしまうということです。

これをやってしまうとどうなるかと言うと、多くの人が勉強を継続できません
「さぁやるぞ!」と意気込んでいたやる気はどこへやらです。あらら・・・

青本は情報量が多く、それを覚えれば薬剤師国家試験は十二分に合格できるくらいの知識が得られるでしょうが、最初から手を付けてしまうと理解ができなかったり、情報量が多すぎて頭がパンクしてしまいます。

なので、勉強を始める際には基礎的な知識から勉強し、徐々に知識を深めていくことが、モチベーション維持や理解のしやすさ的にオススメだと思っています。

では、何から始めればいいかと言うと、個人的にオススメしているのが必須問題を解きまくる勉強法です。

必須問題とは薬剤師国家試験で全90問からなる基礎的な知識が問われる問題のことです。
ちなみに必須問題には各科目3割以上、全体で7割以上という足切りラインが設定されています。

僕がこの勉強法をおすすめする理由の一つとして、実際に僕がこの勉強法で点数を爆上げさせることに成功したからです。

どれくらい爆上げしたかと言うと、2カ月で約130点から約190点の60点上げることができました。

必須問題を解きまくって点数を爆上げできた理由は、①基礎を身に付けることができた、②全科目を満遍なく勉強できた、③目標設定しやすい、④アウトプットができていたというものがあります。

必須問題のメリット
  1. 基礎を身に付けることができた
  2. 全科目を満遍なく勉強できた
  3. 目標設定しやすい
  4. アウトプットができていた

先ほど説明したように、必須問題では薬剤師国家試験で問われる基礎的な知識が出題されます。
ほとんど解けて当たり前という問題です。

なので必須問題を勉強することによって、基礎的な知識を身に付けることができます

さらに、全90問の中に全科目出題されるので、全ての科目を幅広く満遍なく勉強することができます。

また目標設定しやすいというメリットもあり、例えば僕であれば7割の63点を超えるように必須問題の過去問をひたすら解いていました。

7割という目標は達成できそうでできないちょうどいい目標だったのでおすすめです。

先ほど話したように薬剤師国家試験勉強はアウトプットが大事なのですが、この必須問題を解きまくる勉強は基本的にアウトプットになります。

僕は特にアウトプットを多めにしようと思っていたわけではないですが、結果的にどんどん知識を使うことによって理解を深めたり知識を増やすことができたのかなと思います。

それと、必須問題を解きまくって基礎知識を身に付けて思ったのですが、理論問題や実践問題は基礎知識だけでも解ける問題がたくさんあります。

必須問題を解きまくるだけで60点も点数が伸びたのは、そういった理由もあるのです。

なので、まずはどういった勉強法でもいい(必須問題でも要点集でも)ので、基礎知識を身に付けることをおすすめします。

知識を深めるのは後からでも十分間に合うと思いますね。

ここで僕がやっていた必須問題を解きまくる勉強法についてもうちょっとだけ詳しく紹介します。

僕は先輩方が研究室に残していってくれた模試の過去問の必須問題だけをひたすら解きました(薬ゼミ統一模試Ⅰの後)。

模試の過去問が無いという人はAmazonに必須問題集というものが売ってあり、薬学生からも評判がいいので買ってみるといいかもしれませんね。

薬剤師国家試験勉強には必須問題集をオススメ!【合格者の感想アリ】 薬剤師国家試験勉強の方法に悩んでいる 必須問題集の評判について知りたい この記事はこういった悩みを持つ薬学生...

過去問を解く時の目標点を7割の63点に設定しましたが、必須問題と言えどこれまで勉強してこなかった僕にとってはこの壁が結構高かったのを覚えています。

なので、勉強を始めたばかりの薬学生にとっては必須の足切りラインは結構いい目標設定になるのではと思っています。

そして、問題を解き終わったら解説をしっかり読み込みます。
正答していた問題でも自信が無いところはしっかり読んでいました。

さらに、解説を読んでも理解できない問題や、選択肢に出てきて分からない用語などは青本を使って徹底的に調べます。

こうすることで、必須問題プラスαの知識を身に付けることができたと思います。

必須問題のみの知識だとどうしても「点」の知識になりがちなので、青本を使うことで少しでも「線」の知識になるよう意識していました。

結果的に先ほども述べましたが、この勉強法で次回の模試で60点アップすることになります。

60点アップした後には青本を読む勉強法を取り入れるのですが、必須問題を解く際に青本を活用していたため、非常にスラスラ読むことができました

イメージとしては必須問題で「点」の知識を身に付け、青本で調べることによって少し長い「線」にする。
さらにこの後青本を最初から読むことによって少し長い「線」同士を繋げ、しっかりとした一本の「線」にする感じでしょうか。

点から線

いきなりゼロから青本を読み込み一本の「線」を作っていくより、必須問題である程度いくつかの「線」を作っておき、青本で繋げていった方がモチベーションも維持しやすいし、理解が深まるはずです。

もちろん、この勉強法があなたにとって正解かは分かりませんが、どのように勉強をしていいか分からない人はチャレンジしてみる価値はあると思います。

科目の壁は壊していこう

薬剤師国家試験勉強では科目の壁を壊して「薬学」の一括りとして勉強することが重要となっています(近年は特に)。

しかし、参考書が科目ごとに1冊ずつ分けられているので、科目を分けて考えてしまう薬学生が多いように感じています。

近年の薬剤師国家試験の傾向では、科目の壁を越えた複合問題であったり、異なる科目の知識を活かして解く問題が増えてきています。

また、それぞれの科目の知識を別の科目の知識とリンクさせることで非常に理解しやすくなります

既に勉強を始めている人ならばわかると思いますが、生物と薬理学、薬理学と病態・薬物治療などは非常に密にリンクしています。

それなのに別々に理解してしまってはもったいない。

薬理学を勉強している時に「そういえば、生物にも個々の領域について書いてあったな」と思ったら積極的に生物の参考書を開いて知識をリンクさせていきましょう。

調べた際には対応するページをメモしておくと今後の勉強の際に役立つかもしれませんね。
リンクさせることで知識が深まるだけでなく、より理解しやすくなると思います。



苦手科目は作らない

薬剤師国家試験の勉強法として、「コスパが悪いので基礎科目は捨てる」といったものを目にしたことがある人もいるでしょう。

たしかに他の科目と比べ必要な勉強量に対して、取ることのできる得点は低いかもしれません。

どうしても時間が足りず捨てるしかない場合は仕方ないかもしれませんが、確実に合格するためにはこの勉強法はおすすめしません。

画像3

これは薬剤師国家試験の近年のデータをまとめたものになりますが、基礎科目の得点率は例年とても悪いです。
みんなが苦手としている結果でしょう。

特に物理と化学は例年のようにワースト2を占領しています。

正答率下位 (1)

ちなみに僕が第103回薬剤師国家試験で上位10%の成績で合格した際、物理・化学・生物の成績は上位5%でした。

みんなが苦手としている基礎科目でしっかり点数を取ることができたので、余裕をもって合格できたのだと思っています。

なので、薬剤師国家試験に確実に合格するには、みんなが苦手としている基礎科目で点数を取るということが非常に重要となっています。

「そんなこと言っても、苦手なものは苦手だもん・・・」という声が聞こえてきますね。

では、苦手な科目はどのように対策すればいいのかを紹介します。

答えは単純で、苦手科目に触れる回数を増やせばいいのです。

苦手意識を持っている科目はどうしても敬遠しがちで、勉強量が少なくなってしまいがちです。

しかしそれでは苦手が克服されることはありません。食わず嫌いってやつですね!

とにかく苦手だと思っている科目に触れる回数を増やし、苦手意識をなくすことが大事です。

まずは苦手科目の必須問題を解いていくことをおすすめします(どれだけ必須問題が大好きなのだろうか・・・)。

必須問題は基礎的な知識を問われるので、苦手科目でも比較的解きやすい問題が多いです。

そういった問題を何度も解いて、まずは「解ける」という意識を身に付けましょう。

人間って不思議で、「解ける」という意識になっただけで、苦手科目であってもより理解しやすくなります。

ちなみに僕は苦手科目の勉強比率をかなり多めにしていました

それが基礎科目であろうと、他の科目より得点率が低かったり、平均点より点数が低かったりした科目を徹底的に勉強していましたね。

そもそも僕は最初の模試で化学を2/20点しかとれず全国10000位というくらい苦手だったんです。

それが、しっかり勉強することによって15/20点で全国800位まで伸ばすことができたので、みなさんもやればできるはずです。僕にできたんだからね!

勉強の前に敵を知れ

薬剤師国家試験勉強はなにから始めるのがいいでしょうか。

青本を一から読み始めるのもいいと思いますが、個人的にはまずは過去問をサラッと解いてみるといいと思います

というのも、どのようなことが問われるのかをまず理解することが大事だからです。まずは敵を知ろうってことですね。

どのような問題が出題されているのか、どのレベルの知識を身に付ければいいのか目指すべきところをしっかり定めておくことで、そこに向かって勉強しやすくなります。

闇雲に勉強してしまうと、何が重要で、どこまでの知識を身に付けないといけないか分かりませんよね。

青本の知識をすべて頭に入れるのはなかなかハードルの高いものだと思うので、最初から青本を一から読むのはオススメしません。

全体像を理解していれば、ここは重要だなと言うのがある程度わかるので勉強すべきところの優先順位もつけやすくなると思います。

例えば、近年の薬剤師国家試験では8つの代表的疾患の出題率が高くなっています

8つの代表的疾患
がん高、血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神神経疾患、 免疫・アレルギー疾患、感染症

これは実際に過去問を解いてみればわかるし、各予備校もそのような傾向にあると発言しているので間違いないでしょう。

この出題傾向を理解した上で勉強すると、この8疾患について覚えなきゃという意識が自然と向くはずです。

また、全体像を把握する際は、出題傾向だけでなく各科目でどれくらいの点数をとれば合格できるのかを把握するのも大事ですね。

模試の点数と過去の国家試験の平均点を比較することで、どの科目にあてる時間を増やさないといけないのかが分かります。

先ほど紹介したグラフをもう一度見てください。

画像2

みなさんはこの平均点を参考にどの科目に力を入れないといけないのかを考えてみるといいですね。

薬剤師国家試験の全体像で言えば、過去の薬剤師国家試験は正答率60%以上の問題をしっかり取ることができれば十分合格できるような試験となっています。あくまでこれまでは・・・です。

以下に60%以上の問題がどれだけ出題されたのかをまとめています。
これも薬ゼミが公開している動画を参考にしています。

画像1

正答率60%以上の問題だけで合格点くらいの点数は取れるはずなので、模試で正答率の異様に低い問題に出会っても復習の優先順位は低くしてもいいかもしれません。

逆に正答率の高い問題を間違えてしまっていたらそこはより重点的に復習しましょう

このようにポイントを絞って勉強すると、無駄な時間を削り、より効率的に勉強できるはずです。

動画や画像検索を有効活用する

薬剤師国家試験勉強では主に予備校が用意している参考書や問題集と向き合うことが多いともいますが、そのほとんどが文章のみの説明です。

多少図解などされているものもありますが、基本文章のみです。

例えば生物の参考書で「セントラルドグマ」がどのように書かれてあるのか見てみてください。

その文字とちょっとした図だけを見ても、少し理解しにくいですよね。

薬剤師国家試験の勉強では我々がイメージしにくいものがバンバン出てきます(実際に見たことがあるものじゃないとなかなか人間ってイメージしにくいものなのです)

そんな時に僕がおすすめするのが、Youtubeなどの動画や画像検索を利用するということです。

ちなみにYoutubeで「セントラルドグマ」と検索すると、上の方に3Dアニメーションを使った動画があるので見てみてください。
めちゃくちゃイメージしやすくなるはずです。

このように、動画検索を使うことでより理解しやすくなるはずです。

今はYoutubeに様々な動画が上がっているので、理解できない部分があったら検索してみることをおすすめします。

同様に画像検索でイメージを付けることも非常におすすめです。

例えば、薬物治療では「紫斑病」という病態について学びますが、僕が使っていた青本には文字のみの説明だった(今の青本は分かりませんが・・・)ので「出血する病気なんだなぁ」という認識でしたが、ここで画像検索することによって視覚的にイメージしやすくなります。

こんな症状なんだと記憶に残りやすくなります。

薬剤師国家試験の勉強はいかに印象に残すかと言うのが大事なので、実際の画像を見るというのは非常に大事なんですね。

ちなみに薬剤師になった今でも画像検索は重宝しています(聞いたことない病気が多すぎるので・・・)。

なので、「乾癬」といった病態から「ホルター心電図」などの医療機器まで、記憶に残りやすいように画像検索という技をどんどん使っていきましょう。

文字だけで記憶するより、断然記憶に残りやすくなりますよ。

余談ですが、みなさんは「はたらく細胞」ってご存知ですか?

人間の細胞を擬人化したマンガで、アニメも放送されています。

この「はたらく細胞」は細かいところまでしっかり描かれているので、休憩時間などに見ることによって楽しみながら生物を復習できます。

薬剤師国家試験に合格された先輩たちの中にも、受験中に見ておけばよかったという声が上がっているのでみなさんは見てみるといいかもしれませんね。



印象を残すために

薬剤師国家試験は本当にたくさんのことを学び、それを記憶しなければなりません。

覚えることが多すぎて一度勉強してもなかなか覚えられなかったり、勉強したのに模試で解けないという経験はみなさんにもあるはずです。

なので、薬剤師国家試験の勉強はいかにその知識を印象付けるかを意識しましょう。ここからは印象付ける方法についていくつか説明します。

大学6年間の記憶で印象付ける

みなさんは薬学部で6年間多くのことを学んできました。

日々の講義や、CBT、OSCE、実務実習など、多くのカリキュラムを攻略してきたはずです。

それらの記憶を薬剤師国家試験の勉強にしっかりリンクさせていくことが非常に重要だと感じています。

薬剤師国家試験勉強は参考書や問題集を解く毎日なので、なかなかそれぞれの知識を印象付けるのは難しいです。

しかし、参考書を読んでいる時に「そういえば講義でここやったな」とか「実務実習でこの病態に触れたぞ」といった経験とリンクさせるだけでかなり理解が深まるし、記憶に残りやすくなります。

これまで使ったノートや教科書、プリントなどを見てみると学んだ事を思い出しやすくなるかもしれませんね。

勉強してもなかなか覚えられない人は、この6年間で学んできたことと薬剤師国家試験の知識を別物として全く新しく勉強しようとしていないでしょうか。せっかく勉強してきたのに、それはとても効率が悪いです。

身の回りのもので印象付ける

勉強以外の時間で身の回りのものに目を向けてみるといいかもしれません。

例えば、コンビニに昼ご飯を買いに行った際には、ラベルにどのような成分が書いてあるのか、アレルギー食品はどのように表記されているのかを実際に見てみることで、印象に残りやすくなります。

他にもインフルエンザの予防接種を受ける時には、「これは不活化ワクチンだな~」とか、「インフルエンザの治療薬には何があるっけ?」とか考えてみると、より記憶に残りやすくなるはずです。

また、ニュースにも目を向けていきましょう

ニュースでは世界で流行している感染症や、日本の医療問題などが日々取り上げられているので、軽く目を向けてみるといいと思います。

参考書で学ぶより、ニュースを見てこういうことが現実に起きているんだと認識することで印象に残りやすくなるでしょう。

こういう身の回りのものに目を向けて日々の勉強に役立ててください。そして気になったことは随時調べていくといいでしょう。

例えば、新型コロナウイルスが流行しましたが、「細菌とウイルスの具体的な違いはなにか」、「ウイルスにはどのような種類があるのか」、「世界ではどのようなウイルスが流行しているのか」などを調べると、衛生や生物の知識を深めることができると思いますよ。

みなさんも日常の中にどんどん薬剤師国家試験勉強を取り入れていってください

マンガやドラマで印象付ける

これは余裕がある人におすすめですが(勉強を疎かにして本末転倒になってはいけません)、医療系のマンガやドラマで印象付けるのもいいかもしれません。

例えば、みなさんご存知の「アンサングシンデレラ」では、実際の薬の使い方や法律などなど薬剤師国家試験でも出題されそうな内容がバンバン出てきます。

ネタバレになってしまいますが、アンサングシンデレラの最初の方にテオフィリンとタバコの相互作用について描かれていますが、読んだ人ならめちゃくちゃ印象に残っていると思います。

このようにただ青本を読むよりも断然マンガで読んだ方が印象に残りやすいんですね。

先ほど紹介した「はたらく細胞」だけでなく、ドラマでも「アライブ がん専門医のカルテ」なんかは抗がん剤も多く出てくるので見てみるといいかもしれませんね。

ちなみに、多くの動画配信サービスで医療ドラマが公開されており、それぞれ初回無料期間が設けてあるので、それを利用してみてもいいと思います。

医療ドラマ・映画・アニメが見れる動画配信サービスまとめ【無料期間あり】 この記事の内容 各動画配信サービスが配信している医療ドラマ・映画・アニメまとめ 各動画配信サービスの詳細(無料体...

ゴロは使うべき?

「ゴロで覚えたって、そんなの理解できたうちに入らないじゃん」

わかります、その気持ち痛いほどわかります

実際に僕も薬剤師国家試験勉強を始めた当初はゴロを使わずに勉強していました。なんとなくゴロを使うことに抵抗があったんですよね。

年が明けたころに成績がめちゃくちゃよかった(しかもぐんぐん伸びていた)友達に、どうやって勉強しているか聞いたんです。

そしたら、ゴロをネットで検索しているよと。

これは衝撃でしたね。

成績の良い人はゴロなんかに頼らなくても良い点とっていると思ったら、それは勘違いでゴロを上手く活用していたというんです。

僕は非常に単純なので、その日から苦手な科目や覚えにくい分野などは積極的にゴロを活用するようになりました。

特に漢方や生薬のゴロは重宝していましたね。絶対に出題されるとわかっているので、そこを落とさないためにもゴロでしっかり覚えていました。

「感染経路は一応九時間」とか、数年たった今でも覚えていますね。

ゴロから覚えるのではなくて、ここ苦手だなとか、ここ覚えられないなと思ったところだけ検索していきましょう。

そうすれば、覚えるゴロが少なくて済みますし、それがゴロの非常に有効な使い方だと思います。



最後に・・・

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

みなさんが期待していたような内容が書かれていたでしょうか。

注意してほしいのが、この記事を読んだから合格できるわけではないということ。

ここからがみなさんの勝負です

僕の数万字のアドバイスを受け取ったみなさんがどのように勉強するかが非常に重要です。

この記事がみなさんの薬剤師国家試験合格に少しでも役に立つことを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
ひゃくさん
現役で国立薬学部を卒業し第103回薬剤師国家試験を上位1割の順位で合格。病院で働く薬剤師。薬剤師国家試験合格までの経験や薬剤師として学んだ事感じた事をブログやTwitterで発信しています。Instagramフォロワー10万人
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