薬剤師国家試験勉強法

まずは必須問題を解いて基礎を付けよう【薬剤師国家試験勉強法】

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この記事の内容

  • 必須問題を解きまくることのメリット
  • 必須問題の解き方
薬学生
薬学生
薬剤師国家試験勉強を何から手を付けていいか分からない!
薬学生
薬学生
薬剤師国家試験の効率の良い勉強法を知りたい!

この記事ではこういう思いを持った薬学生向けに、得点の爆上げに成功した僕が必須問題を解きまくるメリットについてまとめていきます

ひゃくさん
ひゃくさん
どーも、病院薬剤師のひゃくさん(@sansigoi)です!

薬剤師国家試験の勉強法に対する考察はたくさんあります。
人それぞれ自分に合った勉強法があるかと思いますが、僕が行った「必須問題を解きまくる」という勉強法は、モチベーションを維持しつつ知識の基盤を作れるという点でとてもオススメする勉強法です。

実際に僕がこの勉強法を取り入れることで、統一模試Ⅰから統一模試Ⅱまでの間で60点も点数を伸ばすことができています。
どのように必須問題で勉強していけばいいか、方法も書いていますので、勉強法に悩んでいる人はこの勉強法にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

必須問題を解くメリット

僕が一番合格に繋がったと思っている勉強法が、「必須問題をひたすら解きまくる」ということです。
必須問題を解くメリットは以下の2つです。

  1. 知識の基盤を作る事が出来る
  2. モチベーションを維持できる

この勉強法では、薬剤師国家試験に挑む上で重要なこの2つのポイントを押さえることが出来ているといえるでしょう。

知識の基盤を作る

勉強を始める上で知識の基盤を作るということは非常に重要です。
いきなり難しい内容を理解することは難しく、まず基礎をしっかり築くことが合格への何よりの近道となるでしょう。

ひゃくさん
ひゃくさん
焦りは禁物です!

薬剤師国家試験の基礎問題が多く出題されるのが必須問題です。
必須問題では全体の正答率が高い基礎的な問題が主に出題されるため、ここ2年の第105回、第104回薬剤師国家試験での必須問題の平均点は8割前後を推移しています。

ということは、薬剤師国家試験に挑む人たちは本番までに必須問題で8割前後取れる実力をつけておく必要があるといえます。
なので基礎的な知識を付けつつ、必須問題での得点率を上げるために、必須問題を解きまくることは有効だと考えています。

さらに薬剤師国家試験の問題は一見難しいように見えても基礎が分かっていれば解ける問題も多く出題されます。
必須問題だけでなく理論問題、実践問題でも基礎的なことを問われることがあるのです。

実際に僕は必須問題を解きまくり基礎的な知識を身に付けるだけで、必須だけでなく理論や実践問題の点数を上げることができました

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どれだけ点数が伸びたかはこの記事を参考にしてみてください。

モチベーションの維持

薬剤師国家試験で最も重要といえるのがモチベーションの維持です。
いくら勉強に時間をかけても、モチベーションが低く集中できていなかったらその時間は無駄になってしまいます。

多くの人が陥ってしまうのが、いきなり難しい内容に挑戦して心が折れてしまうということ。
「よし、薬剤師国家試験に合格するぞ!」といきなり青本を読み始めても、何が書いてあるかわからず、すぐに飽きてしまった経験がある人も少なくないと思います。

ひゃくさん
ひゃくさん
いきなり青本読みだして出足をくじかれる人が毎年多発しています・・・

モチベーションを維持することが大事であるというのはそういうことです。
いくらやる気があってもそれを維持できなければもったいない結果になってしまいます。
一方、この必須問題を解きまくるという方法は基礎的な問題を取り扱っているため、難しすぎて一気にやる気がなくなってしまうということが少ないです。

必須問題は90問ですので一回解くのにそこまでの時間もかからず、一気にやってしまうことも可能です。
さらに、必須問題は足切り基準があり、それ以上取れたか取れていないかで評価もできるので非常にモチベーションの維持に向いているといえるでしょう。

必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。

新薬剤師国家試験について-厚生労働省

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必須問題の解き方

必須問題を解きまくることのメリットを理解していただいたところで、実際に僕がやっていた解き方を紹介していきます。

①解説付きの過去問を準備する

まずは準備です。解説付きの過去問(薬剤師国家試験、模試どちらでも可)を準備しましょう。
解説付きが良い理由は、なぜ間違ったのか、どこが理解できていなかったか把握するためです。

厚生労働省は薬剤師国家試験の問題を無料で公開していますが、解説はついていません。
もし間違えた問題があったとしても、何でそれが誤答だったのか復習しにくいというデメリットがあります。

なので、まずは解説付きの過去問を準備する。先輩から譲ってもらったり、友達と共有してもいいかもしれません。
また最近はメルカリなどにも売られているのでそこで入手するのも一つの手ですね。※めちゃくちゃ高いものには手を出さないように

必須問題だけを集めた必須問題集というものが売ってあるので、買ってみてもいいと思います。
使用した薬学生からは結構好評です。

薬剤師国家試験勉強には必須問題集をオススメ!【合格者の感想アリ】 薬剤師国家試験勉強の方法に悩んでいる 必須問題集の評判について知りたい この記事はこういった悩みを持つ薬学生...

一つ注意点を上げるとするならば、過去問の解説は最新でない場合が多いです。
解説が古い場合、現在のガイドラインなどに当てはまらない可能性があるので、適宜最新の情報であるか確認していってください。

②時間を計って解く

過去問が準備できたら次は実際に解いていきます。解く時は本番同様、90分時間を計って解きましょう。
必須問題は比較的簡単な基礎的な問題が出題されますが、問題数90問、時間90分と意外と時間が足りません。
本番だと、プレッシャーもあるため非常に焦ってしまいます

なので日頃の勉強から時間を意識して解くようにしましょう。
どれくらいのペースで解けばいいのか、どこに時間がかかってしまうのかを把握することは本番を意識する上でも非常に重要なテクニックとなってきます。

もちろん90分で解くだけでなく見直しの時間も必要なので、その時間も確保しておくとよりいいでしょう。

※必須問題集は90分計らなくても大丈夫です。

③採点、やり直しを必ず行う

必須問題を90分解いたら、必ず採点とやり直しを行いましょう
足切り基準と比較してどうだったのか、前回の点数からどう変化したのか評価していきましょう。ここでの評価が次への勉強に繋がります

また、やり直しをしない人がたまにいますが、必ず行いましょう。
やり直しはできれば解説を読むだけでなく、参考書(青本など)の関連するところで理解できていなかったところを読んでいくとより理解が深まるでしょう。
ちなみに僕は間違えたところだけでなく、勘やなんとなくで正解した問題もしっかり復習していました

ここで青本を使って復習していくことで、今後青本を周回するときに一度読んだことがあるのですごく楽に読むことができます。
エッセンスは必須問題のやり直しで読んでいるため最初から青本を読むよりすごく効率がいいです。

そして、青本を使うときは知らなかった知識(解説にしか書いていないものなど)を適宜メモしていきましょう。
そうすることで自分だけの最強の青本を作ることができます
青本で復習しているときにメモも目に入るため、非常に効果的ですよ。


最後に・・・

今回は必須問題を解きまくるメリットとその方法について話しました。
もちろんこれは勉強法の一つとして考えてください。自分に合った勉強法は他にあるかもしれませんからね。

さらに、今回の勉強法は薬剤師国家試験勉強法の導入部分です。
今後どのような勉強法で進めていけばいいかはまたほかの記事でまとめていきたいと思います。

ABOUT ME
ひゃくさん
現役で国立薬学部を卒業し第103回薬剤師国家試験を上位1割の順位で合格。病院で働く薬剤師。薬剤師国家試験合格までの経験や薬剤師として学んだ事感じた事をブログやTwitterで発信しています。Instagramフォロワー10万人
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