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- 第105回薬剤師国家試験受験者の体験記を探している!
- みんながどうやって勉強しているのか知りたい!
この記事はこういった悩みを持つ薬学生向けの記事です。
先日、Twitterにて第105回薬剤師国家試験の体験記を募集したところ、DMにこのようなメッセージが届きました。
ひゃくさんの体験記募集のツイートをみて、連絡させていただきました。
私は、この一年間あまりいい流れでやってこれなかったので(主にメンタル面)、後輩たちの役にたつ内容をお話できないかもしれませんが、反面教師として、誰か一人でも参考にしてくれる人がいたらいいなと思っています。
これから薬剤師国家試験に挑む薬学生の為に快く体験記を話していただいたので、今回は第105回薬剤師国家試験に挑戦したMさんの体験記を紹介したいと思います。
Mさんの第105回薬剤師国家試験体験記
得点推移
Mさんの得点推移
- 統一Ⅰ: 224点
- 統一Ⅱ: 250点
- 統一Ⅲ: 281点
- 105回:270点
最初から結構高得点ですね!
対策はいつごろから始めましたか?
その時はどのように勉強していましたか?
薬理と病態は青本の最初の単元から順番にやりました。
「説明ページを読む→章末問題を解く→2-3日後にもう一度章末解く、出来なかったところを説明ページに戻って復習」を繰り返して、4月から8月までで一周できました。
生物は8月まで薬理・病態に関連する単元を中心に勉強しました。
勉強方法は薬理病態と同じ流れです。
8月に入ってから、卒業研究も終わって時間がとれるようになったので、他科目の勉強も追加しました!
お盆あけに第1回卒業試験があったので、過去問中心の勉強法をやってました。
104回の過去問を解きながら、分からない問題は青本に戻って勉強しました!
この時、分からなかった問題の単元の内容をざっと説明ページで確認して、章末問題を何回も解きました。
私的には、8月からはじめた、過去問を解きながら細かい内容を勉強していく方法が一番効率がいいと思っています!
2週間程度で主要な範囲の復習ができたので。
それに、過去問を使った勉強法は広い範囲を網羅できるので効率の良い勉強法だと僕も思います!
得意な科目と苦手な科目
理由は、理解しづらい・得点しにくいからです。
特に計算問題が苦手だったので、8月から12月までに反応速度・定量の章末問題を最低3回解きました。
計算問題はとにかく数をこなせば何とかなるのではと思ったので、何回も解きまくりました。
この時、答えや解き方を覚えるのではなく、なぜその解き方なのかを理解するようにしました。
自分で理解できないところは先生や友達に質問して理解するようにしました。
また、機器分析の範囲(紫外可視とかクロマトグラフィーとか)も暗記するだけなので、9-10月くらいで仕上げました。
主に青本の章末を使って何度も問題を解きました!
その他の範囲(熱力学とか)は、薬ゼミの授業を聞いて、「重要」と言われた部分だけやりました。
理由は、深いところまで覚えてなくても基本的なところを暗記していれば(青本の赤字の部分など)、それなりに点数がとれるからです。
多分、衛生が一番勉強に苦労してないと思います(笑)
不安な気持ちに打ち勝つ方法
最初にとった対処法は「不安な気持ちを、とにかく勉強する事で緩和させる」で、4月の時点で統一Ⅱで225点近く得点することを目標にして勉強していました。
私の性格では、11月頃に合格点が見えてないと不安で勉強に手がつかない状態になりそうだったので… 今思えば、もうこの時点でかなり心配性が発揮されてますが(笑)
模試で点数さえとれれば心配・不安に陥ることはないと思っていたので(後で考えが甘かったと思い知るのですが…)、早め早めに行動していました。
実際に、私はこの方法を12月まで続けましたが、心のバランスを崩すことなく過ごせました。
ただ、この方法だと、不安な気持ちが抑えられるまで、ガムシャラに勉強することになります。
私は、12月までこの方法でメンタル面をコントロールしていましたが、無理のしすぎで体調を崩しました。
時期にもよると思いますが、一度体調を崩すと、メンタルももってかれます。
私は、「周りが必死に勉強しているときに自分は寝込んでいる」という状況に、必要以上に不安になり、心のバランスも崩れてしまいました。
当たり前ですが、人は休みなしで動き続けることは出来ません。
無理のしすぎは、後になって自分に返ってきます。自分の体と相談して、無理のないようにすることが大切です。
また、直前期に、いきなりこの方法を始めることはお薦め出来ません。
この方法を使うなら、8月とか早い時期からの方が良います。(どのくらいやれば不安が解消されるのかや休息をとるタイミングなど、自分の心や体と相談しながらペースを作れるので。)
私は学校の学生相談室を利用しました。
どこの大学でもあると思うのですが、臨床心理士さんが常駐していて、色んな相談にのってくれ、アドバイスをくれたり一緒に対処法を考えてくれたりするので、お薦めです。
学生相談室でなくても、友達や家族など、気軽に悩みや不安を相談できる人・場所を見つけておくと良いと思います。
私は、人に話を聞いてもらうだけで、気持ちの整理ができ、不安な気持ちも和らぎました。
これは時期を問わず、いつでも使える対処法だと思いますが、特に、何をしても不安になる直前期にお薦めです。
実際僕もリフレッシュのために友達とよくご飯に行って話してました!
不安が大きくなりすぎてからだと、消すのも大変です。
自分の性格的に不安になりやすいな、と思う人は小さなことでも人に相談したりして、早めに解消していくようにした方が良いと思います。
おすすめの勉強法
「説明ページを読んで章末を解く→2-3日後にもう一度解き直す→一週間後にもう一度解く」を何度も繰り返すことで、知識が定着していきます。
また、物化生を早めに固めておくことをお薦めします。
できれば、11月までに青本一周しておけると、後々楽になると思います。
薬剤師国家試験に挑む薬学生へのメッセージ
そんな時、助けてくれるのは「今までこれだけやってきた」という事実です。
青本につけた付箋や書き込み等をみて、「これだけやってきたんだから」と思えると気持ちも上に向きやすいです。
卒業研究や就活などで忙しいかもしれませんが、なるべく早めに少しずつでも勉強に取り組んでおくと良いと思います。
努力は自分がやった分だけ、ちゃんと返ってきます。
たまには友達と息抜きをしつつ、一年間、自分を信じて頑張ってください。
最後は、自分を信じきれた人が勝と思います! 陰ながら応援しています!
最後に・・・
薬剤師国家試験に挑む人は、この体験記を参考に合格へ突っ走りましょう!
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