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どーも、病院薬剤師のひゃくさん(@sansigoi)です!
僕はTwitterなどで、「薬剤師としてどのように勉強していますか?」という質問をよく頂きます。薬剤師のみなさんはどのように勉強しているでしょうか?
僕もまだペーペーですが、実際どのように勉強しているかなと考えてまとめてみたので、今回は僕がやっている勉強法を紹介していきたいと思います!
少しでも皆さんの参考になればと思います。
【日常業務編】
処方から読み取る
薬の勉強で一番大事なのは、実際の処方から学ぶということではないでしょうか。処方されている薬はどのような病態に対してつかわれているのか、処方解析することで薬の使い方や患者さんの背景について知ることができます。
同じ薬でも併用薬や診療科などから病態を予測する事ができるので、何に対して処方されているんだろうと思ったら調べてみることをオススメします。
後から紹介する本で勉強することより実際に経験した処方の方が頭に残りやすいので、鑑査やピッキングの際は考えながらやるといいかもしれません。
添付文書、ガイドラインをしっかりと読む
新人の時は薬の知識があまりないため、用法用量などの必要な情報だけを収集しがちですが、添付文書には他にも重要な記載がたくさんあります。副作用であったり、併用注意であったり、腎機能に応じた用法用量だって書いてあります。
Do処方であれば添付文書を確認せずに投薬してしまいがちですが、今一度しっかり添付文書を調べてみるといいでしょう。
さらにガイドラインを読むことも非常に重要です。添付文書に書かれてある情報だけでは治療に関する実際の用法であったり、多剤併用に関して知ることができません。ガイドラインはたくさんあるので、まずは自分が良く関わる病態のガイドラインから読み始め、徐々に増やしていくといいと思います。
典型的な副作用が出ていないか確認する
薬を安全に使ってもらうために副作用モニタリングをする必要があります。個人的には薬の効果判定より副作用モニタリングの方が薬剤師としてのやりがいを見出せているのです。もちろんしっかり治療できているかは大事ですが、それは医師も見ているのでどちらかというと副作用の方に重きを置きたいですね。
そのためには典型的な副作用にはどのようなものがあるのか知っておく必要があります。NSAIDsには消化性潰瘍、抗ヒスタミン薬には眠気など、簡単なところからでいいです。
典型的な副作用を知っておくだけでも、服薬指導の際に深みが出ますし、いち早く患者さんの異常に気付けるかもしれません。
ただ薬剤性の副作用なのか判断するのは難しいのは事実です。そんな時にオススメなのがこの本。
薬剤の副作用も知ることができると同時に、それが本当に副作用なのかを考えるポイントがまとめられています。いくつかの症例をもとに考えの流れが書かれてあるのでとても分かりやすいですよ。
患者さんとのかかわり方について考える
患者さんは本当に様々です。とても話を聞いてくれる人もいれば、まったく聞いてくれない人もいます。
もちろん、全員に同じ服薬指導をしてしまうとダメだということは分かりますよね。でも新人の頃の僕は患者さんのキャラクターに合わせた服薬指導というものが全くできずに画一的な服薬指導しかできませんでした。
今では経験を積んである程度キャラクターに合わせて言葉を選んでいますが、これは日頃からどうすればいいか考えたからできているんだと思います。
どうすれば飲み忘れがなくなるかな、どうすれば薬につて知ってくれるかなと考えることでより成長できるのではないでしょうか。
伝えることはしっかり伝えないといけませんが、コンプライアンスが悪くなることもあるので難しいところではありますけどね。
先輩や同期、他職種と話す
勉強する方法は自分で調べるだけではなくて、他の人に教えてもらうという方法もあります。一番簡単なのが同じ職場の先輩や同期と話すということですね。自分の知らない事を教えてもらえたり、添付文書からは得られないものも知ることができるかもしれません。
さらに教えてもらえるだけではなくて、ディスカッションすることでお互いの考えを高めあうこともできるでしょう。相談する事で患者さんにとってより良い治療を行えるようになるかもしれませんね。
【業務時間外編】
本を読む
先ほど副作用の本を紹介しましたが、本を読むことはとても勉強になります。日常の業務で得られる知識には限界があり、知っておけば対応できたイベントもたくさん出てくることでしょう。
本を読むことで、日常の業務で得られる知識以上のものを得ることができ、初めて対面するイベントでも本の知識があれば対処できるかもしれません。なんでそんなこと知っているんだとみんなの評価も上がる・・・かも?w
僕が本を選ぶときに注目しているポイントは著者の考え方が書かれており、自分も同じように実践できるかというところです。
こちらの本では、薬歴を実際にどのように書いていけばいいのかという考えが書かれてあります。
このように薬の知識だけでなく、知識を活かせる本を読んでいくと日頃の業務が非常に充実したものになると思いますよ。
ニュースに目を向ける
日常には医療に関するニュースがあふれています。最近では新薬のニュースも多く見受けられるので、患者さんの知識も上がってきています。患者さんからの質問に答えられるようにどのような報道がなされているのか知っておくといいでしょう。
また医療の問題に関しても多く取り上げられており、医療者の一人としてそれらの問題について考えるべきだと思います。医療費であったり、医療事故であったりと決して関係ないことではありませんからね。
日頃から医療に関するニュースに目を向けておくと業務に活かせるシーンも多くなってくるのではないでしょうか。
SNS
思いもよらず勉強できるのがSNSです。僕はTwitterから得た情報はたくさんありますし、情報がとても速く伝達してきます。
さらに自分の職場以外の薬剤師とつながることもできるので、いろんな情報を共有することができます。勉強のモチベーションにもつながるのでTwitterやInstagramを始めてみるのもいいかもしれませんね。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか。薬剤師になってからも勉強していくことはとても大事です。勉強をしたから給料が直接上がるわけではないですが、なにより患者さんのためになりますからね。このツイートも薬剤師の方からいろんな反応を頂いています。
薬剤師の自己研鑽の難しい所は、どれだけ薬の知識を増やしてもそれが給与という形になかなかならないということ。
もちろん患者さんの為にはなるんだけどね~— ひゃくさん💊かけだしのやくざいし (@sansigoi) June 10, 2019
僕もこれからどんどん勉強していこうと思います!
https://103yakyaku.com/entry/2019/10/29/211042
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