薬剤師国試に落ちる人の8つの特徴|不合格の条件と対策
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どーも、病院薬剤師のひゃくさんです。「薬剤師国家試験に落ちる人には、どんな特徴があるんだろう」と不安な薬学生に向けて、不合格になる条件を公式の合格基準で確認し、そのうえで、僕が考える「落ちる人の8つの特徴」と対策をまとめました。
どうなると不合格? 総得点・必須問題・禁忌肢のどれか1つでも基準を満たせないと、不合格です。条件は本文の箇条書きにまとめました。
合格率は? 第111回(2026年)の合格率は68.49%です(新卒86.25%・既卒41.33%、厚生労働省)。
落ちる人の特徴は? 勉強の開始が遅い、計画や目標がない、途中で諦める、油断するなど、8つあります。当てはまっても、今から直せます。
国試は、どうなると不合格?
合格基準は、次の3つをすべて満たすことです。どれか1つでも満たせないと、不合格になります。
- 総得点が、その回の合格点以上(第111回は426点)
- 必須問題は、配点の70%以上で、かつ、必須問題を構成する各科目で配点の30%以上
- 禁忌肢の選択が2問以下
総得点が足りていても、必須問題の足切りや禁忌肢で不合格になることがあります。必須の物理・化学・生物は、まとめて1科目として判定されます。詳しくは、合格基準まとめと、物理・化学・生物の対策で解説しています。自分の解答を入れて確かめたい人は、自己採点ツール(第107〜111回対応)を使えます。
落ちる人の8つの特徴と、直し方
国試を経験した僕の考えと、体験記を寄せてくれた先輩たちの話をもとにした傾向です。当てはまるものがあっても、今から直せます。
1. 勉強を始める時期が遅い
国試を経験した人の多くが、「もっと早く始めればよかった」と振り返っています。毎日1時間でも勉強すれば、4月に始める人と9月に始める人では、約150時間の差になります。開始時期のアンケートでは、6年生の9月がいちばん多く、次が4月でした。6年生は就活や卒業論文もあって大変ですが、少しでも早く始めたほうが、合格の確率を高められます。
2. 計画的に勉強できない
国試は9科目あり、手をつけるものが多い試験です。残りの日数と、1日に使える時間を把握して、いつまでに何をやるかを決めておきましょう。まず、次の模試までの目標を立てるのがおすすめです。国試までのスケジュールも参考にしてください。
3. 目標を決めていない
「青本を何周する」「過去問を何年分解く」は、ノルマです。目標にするのは、模試で何点取るか、国試で何点取るかです。薬ゼミ模試ガイドと、模試から国試までの平均点の推移に、目安があります。
4. 途中で諦める
最後の模試の点数が悪くても、諦めずに勉強すれば、合格できる可能性があります。実際に、大逆転で合格した先輩たちの体験記があります(模試170点から大逆転、RECのe-ラーニングで177点からの逆転)。
5. 油断する
模試で良い点を取ったからといって、勉強をおろそかにすると、落ちることがあります。僕の先輩にも、油断して落ちてしまった人がいました。
6. 勉強のポイントを押さえていない
やみくもに勉強するより、ポイントを押さえたほうが、合格の確率は高くなります。僕のおすすめは、次の3つです。
- 正答率の高い問題を、優先して勉強する: みんなが解ける問題を落とさないことが、合格に近づきます。
- その年の模試のやり直しをする: 予備校が作った予想問題が多く含まれています。
- 過去問を解きまくる: 出題傾向が分かり、本番の練習にもなります。
必須問題は足切りの対象なので、基礎の抜けがないかを、毎日少しずつ確認しましょう。必須問題の国試クイズで、1日18問から始められます。
7. 本番のシミュレーションをしていない
本番と同じ時間配分で過去問を解いて、問題の読み飛ばしやマークミスがないかを、事前に確認しておきましょう。自己採点ツールは、過去問の練習にも使えます。
8. 生活リズムを整えていない
国試は日中に行われます。夜型になっている人は、本番に向けて、朝型に切り替えていきましょう。直前に体調を崩すと、勉強の時間が一気に減るので、睡眠もしっかり取りましょう。
落ちないために、今日からできること
- 国試の日付から逆算して、次の模試までの目標点を決める
- 必須問題の基礎を、毎日少しずつ確認する(物理・化学・生物の足切りに注意)
- 模試は、点数よりも、正答率の高い問題の間違いを優先して復習する
- 本番と同じ時間配分で、過去問を解く
よくある質問
薬剤師国家試験は、どうなると不合格ですか?
総得点が合格点に届かない、必須問題が配点の70%未満、必須問題の科目のどれかが配点の30%未満、禁忌肢を3問以上選ぶ、のどれか1つに当てはまると不合格です。総得点が足りていても、足切りや禁忌肢で不合格になることがあります。
国試に落ちる人は、どれくらいいますか?
第111回(2026年)の合格率は68.49%で、およそ3人に1人が不合格でした。6年制の新卒は86.25%、既卒は41.33%と、新卒と既卒で大きな差がありました(厚生労働省)。
一度落ちたら、次は合格しにくいですか?
第111回の既卒の合格率は41.33%で、新卒の86.25%より低くなっています。既卒の方の事情はさまざまなので、数字だけで決まるわけではありません。落ちた原因を整理して、勉強の計画を立て直すことが大切です。

