- こんな点数で薬剤師国家試験に合格できるのかな・・・
- 最後に逆転した話があるなら知りたい・・・
この記事はこういった悩みを抱えた薬学生向けの記事です。
模試の結果というのは点数が良ければ薬剤師国家試験の自信につながりますが、逆話に悪ければ本当に大丈夫なのかという不安にもなっていきます。
実際に僕への質問の中にも「模試で〇〇点だったんですけど大丈夫でしょうか?」という質問がとても多く届きました。
そんな時僕は「大逆転した人の話も聞いたことあるので最後まであきらめないで頑張ってください!」と答えていましたが、具体例を話すことはできませんでした・・・
今回はそんな大逆転の例を紹介します!というのも薬剤師国家試験直前の薬ゼミ統一模試Ⅲで170点をとりながらも、第104回薬剤師国家試験の225点のボーダーラインぴったりで合格した人に話を聞くことができました!
その人がどのように大逆転を成しえたのか、さらには同じ境遇の人たちへのメッセージも頂きましたので紹介したいと思います!
薬剤師国家試験大逆転までの得点推移
まずは、その人の得点推移を見ていきましょう。

模試から薬剤師国家試験までの得点推移
- 統一I :148点
- 統一II:149点
- 統一Ⅲ:170点
- 第104回:225点
第104回薬剤師国家試験のボーダーラインが225点なので本当にぴったりです。
最後の伸びが凄く、1か月もの間に55点も点数を伸ばしています。
どんな勉強をしてきたのか、なぜ合格を勝ち得たのかとても気になりますね。
では早速聞いていきましょう!
どのような勉強をしてきたのか
ただ、模試の結果ではなかなか伸びずじまいで148点という結果でした。
そこからは先生からのアドバイスもあり領域別を利用することにしました。
さらに9月からは青本を1冊2週間で終わらせるペースで始め、読み終わった科目は次の青本を勉強しながら領域別で復習していました。

統一Iから勉強していないわけではなく、むしろしていたのになぜ上がらないのか分からず泣いていました。
統一Ⅲでは国試前最後の模試と卒試後ともあり、かなり手応えがあり薬理、薬剤、治療は伸びましたが点数は170点と伸びませんでした。
1月に入ってからは領域別中心に、全く分からない問題は青本で理解をして、分かってたのに解けなかった問題は青本に印をつけて翌日に見直していました。
要点集と薬ゼミのオンラインもしましたが、結果として学校に薬ゼミの先生が来て講義してくださったのでオンラインはほぼしておりません。
逆転の決め手
その決め手は何だと思いますか?
また、研究室のOB.OGの方々からの定期的な応援があったからだと思います。
家族や就活先に迷惑がかけれないとの思いもあり無我夢中で勉強してました。
自信を無くしている人に伝えたいこと
自信を無くしている人にアドバイスはありますか?
もちろん自信があればモチベーションにも繋がりますが、自信がないからと言って諦めなければいつかきっと伸びると思います。
実際自分も自信ではなく周りからの支えで何とか国試を迎えることができました。
同じような点数の方は、本番1ヶ月前で170点でも国試合格できるやつがいるから諦めないでやれる事をしたらいい結果が出るかもしれないことをお伝えしたいです。
自分はギリギリ合格でしたが、国試本番は自信持って席に座っていたのではなく周りの方から支えてくださった事を思い返しながら過ごしました。
繰り返しになりますが自分みたいに自信がなくても受かることは可能だと思います。 大切なのは最後まで諦めずに解く事だと信じております。
この得点推移だけでも多くの人の希望につながるのではないかと感じています。
みなさんもどれだけ模試の点数が悪くても最後まで諦めず薬剤師国家試験合格を勝ち取ってくださいね!
薬剤師国家試験勉強には必須問題集をオススメ!【合格者の感想アリ】
オススメする効率的な薬剤師国家試験勉強法とコツまとめ【傾向と対策】
【薬剤師国家試験合格基準まとめ】相対基準になってからの合格点と合格率は?

薬剤師国家試験対策のブログを運営したり、TwitterやInstagramで薬剤師国家試験について発信してきた経験をもとに、薬剤師国家試験勉強法の有料noteを公開しました。
今すぐに使えるテクニックなど存分に詰め込みましたので、ぜひ参考にしてみてください。