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薬剤師国家試験勉強法

国試1か月前の勉強法|模試223点から本番268点まで

国試1か月前の勉強法 模試から45点伸びた
ひゃくさん

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どーも、第103回薬剤師国家試験に合格した病院薬剤師のひゃくさんです。国試の1か月前に、僕が何を考えてどんな勉強をしたのかを書きました。質問箱で「統一模試の3回目から本番まで、点数が大きく伸びたのはなぜですか」と聞かれたことが、書いたきっかけです。自分に合いそうなところから真似してみてください。

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点数の推移 最後の統一模試(第236回)は223点で、合格点の225点に2点届きませんでした。第103回の本番は自己採点で268点で、模試から45点伸びました。

使った教材 青本を中心に、薬ゼミの統一模試、過去問(第100回、第101回、第102回)を使いました。

ポイント 足りない教科を決めて、青本を前から順に読み直しました。問題は、読んだ直後には解きませんでした。

1か月前に、何をやると決めた?

ひゃくさんは第103回の国試の1か月前に、薬ゼミの最後の統一模試(第236回)を受けました。合格点の225点に2点届かず、223点でした。内訳は必須65点、理論57点、実践101点です。

この点数を見て、足切りにはかかっていないものの必須の点数が低いと考えました。原因を探ると、分かっているつもりの領域が多いことに行き当たりました。そこで、青本をもう一度全部読み直すことにしました。中でも、模試で平均点を切っていた法規・制度と病態・薬物治療を中心に読み、苦手意識のあった衛生と化学にも時間を多めにあてました。詳しい点数は薬ゼミ統一模試Ⅲの個人カルテ公開の記事にあります。

考え方は、次の3つの順番です。何が足りないのか問題点を挙げる、なぜできていないのか原因を考える、その原因から対策を決める。力を入れる教科は、模試で点数が悪かった教科(客観)と、自分が苦手だと感じる教科(主観)から選べます。ひゃくさんは、客観の結果である模試の点数が悪かった教科のほうを優先するといいと考えています。

青本は、どう読んだ?

次の6つを意識しました。

1. 前から順番に読む

前から順番に読むと、自分がどこまで進んだかが分かり、勉強していない場所の抜けも出ません。青本は最初に基本的な知識を置き、あとの章でその知識を使って説明する作りなので、順番に読むと理解しやすいと感じました。

2. 確認問題と練習問題は、すぐに解かない

領域を読んだ直後に問題を解くと、なんとなく覚えているだけで正解できてしまい、本当の力にならないと考えました。そこで、ひとつの領域を読んだあとにさらに2つの領域を読み、そのあとで戻って最初の領域の問題を解きました。

薬理の青本なら、4.4「中枢神経疾患治療薬」を読み、続けて4.5「精神疾患治療薬」と4.6「脳循環代謝改善薬及びその他の中枢神経作用薬」を読み、それから4.4の確認問題と練習問題を解く流れです。2つの領域を挟むと、さっきまで覚えていたことを意外と忘れているので、時間を空ける効果があると感じました。

3. 分からないことはすぐ調べて、青本にメモする

青本はとても分かりやすいのですが、どうしても理解できない箇所もあります。そこで飛ばさず、学校の教科書やネットで調べました。青本で分からなかったことが、ほかの本だと意外と分かりやすいことがあります。

調べた内容は青本の該当の場所に書き込みました。同じことを調べ直す手間が減り、復習のときに目に入るからです。

4. 他の教科と関連づける

薬理、生物、薬物治療のような教科は独立しておらず、生物の知識の上に薬理があり、薬理の上に薬物治療があります。衛生や薬剤も同じように、教科の境をなくして総合的に見る力が国試では役に立つと考えていました。

そのため、ひとつの教科を読みながら関連しそうな箇所が出てきたら、ほかの教科の青本も開いて見比べました。2つの教科を同時に勉強できるので、時間の節約にもなります。ひゃくさんの机の上には、いつも青本が何冊も開いていました。

5. その日のノルマを決める

国試勉強でいちばん手ごわいのはモチベーションだと思います。そこで、「今日はこのページまで読む」「この領域を完璧にする」のように、毎日ノルマを決めてから机に向かいました。達成すると達成感があり、やる気が出ない日でもそこまではやろうと思えます。無理な目標を立てるとできなかったときに気持ちが下がるので、毎日こつこつ続けられる量にしました。

6. 余裕があれば、余白の細かい内容も読む

余白に書かれた内容は、近年の国試で出題された事項や、今後出るかもしれない薬の情報が多いと感じました。薬ゼミの講義を数回受けたとき、講師の方が余白の内容をポイントとして取り上げることもありました。薬剤師になった今読み返しても大事な内容が書いてあるので、余裕のある人は読むことをすすめます。

過去問は、いつ解いた?

1か月の間は青本を読むことに専念し、過去問は直前の1週間に初めて解きました。知識をある程度完成させた状態で、自分が実際に何点取れるかを知りたかったからです。合格点を取れれば安心できて、自信にもなります。

解いたのは第100回、第101回、第102回の3年分で、どれも合格点を超えました。青本は過去の国試をもとに作られていて、練習問題にも過去問が使われているので、これが本当の実力かどうかは分かりません。それでも、自信になったことは確かです。過去問の年数や周回の目安は、過去問は何年分・何周?にまとめています。

寝る前の時間は、どう使った?

寝る前には、苦手だった漢方と生薬を覚える時間をとっていました。寝る直前に頭に入れて、そのまま布団で目をつぶって頭の中で繰り返します。毎日続けたおかげで、漢方と生薬に強くなった実感があります。日中に勉強の時間がとれない日でも、寝る前の時間をこつこつ続ければ、まとまった勉強量になります。

1か月で何点伸びた?

第103回の本番は、自己採点で268点でした。統一模試Ⅲと比べると、合計で45点伸びています。

統一模試Ⅲ(第236回) 第103回 本番(自己採点) 伸び
必須 65点 80点 +15点
理論 57点 77点 +20点
実践 101点 111点 +10点
合計 223点 268点 +45点

この勉強法がすべてではありません。人によって合う勉強の仕方は違うので、参考にしながら、自分のやり方を決めてください。ひゃくさんがいちばん大事だと思っているのは、残り1か月を諦めず、油断せずに続ける気持ちです。

第112回薬剤師国家試験は、2027年2月20日・21日に実施されます。合格発表は3月25日です。

1か月前から先の過ごし方はスケジュールまとめに、使う本の選び方は参考書・問題集のまとめに書いています。

よくある質問

国試の1か月前は、何から勉強すればいいですか?

模試の結果から、足りない教科を決めるところから始めます。ひゃくさんは第103回の1か月前の模試で、点数が低かった必須と、平均点を切っていた法規・制度、病態・薬物治療を中心に青本を読み直しました。苦手意識のあった衛生と化学にも時間をあてました。

青本の確認問題や練習問題は、読んだらすぐに解くべきですか?

ひゃくさんは、ひとつの領域を読んだあとにさらに2つの領域を読み、そのあとで最初の領域の問題を解いていました。読んだ直後はなんとなく覚えているだけで正解できてしまうので、間をあけたほうが本当の力になると考えたからです。

過去問は、いつから解けばいいですか?

ひゃくさんは直前の1週間に、第100〜102回の3年分を解きました。知識をある程度完成させた状態で、自分の実力を知りたかったからです。人によって合う時期は違うので、模試の結果や残り日数と相談して決めてください。

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病院で働く薬剤師。薬剤師国家試験合格までの経験や薬剤師として学んだ事感じた事をブログやInstagramで発信しています。Instagramフォロワー13万人
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