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- 薬ゼミの模試ってやり直す必要ある?
- 薬ゼミのやまかけ講座って出た方が良い?
この記事はこういった悩みを抱えた薬学生向けの記事です。
この間このような質問が届きました。
ということで、今回は薬ゼミの模試ややまかけの中で、第103回薬剤師国家試験と一致した問題はどれだけあったのか、各科目で当たった数に差はあるのかまとめてみましたので参考にどうぞ!
どれだけ一致させたかは薬ゼミが公開している
調べてみると薬ゼミがやまかけと模試でどれだけ当たったのか公開していることが分かりました。
模試のどの問題が薬剤師国家試験と対応しているのかもきちんと書いてあるのでとても参考になりますね。
どのような問題が当たったの?
ではどのような問題が当たっていたのか、公開されている問題を抜粋してみました。
103回国家試験(病態・薬物治療・必須)
問70 重篤な腎機能障害のある患者に禁忌となっている薬物はどれか。1つ選べ。
1 アレンドロン酸 2 チクロピジン 3 メトトレキサート
4 クエチアピン 5 シルニジピン236回統一模擬試験Ⅲ(実務・必須)
問84 腎障害のある患者に対して禁忌であると添付文書に記載されている医薬品とし
て、正しいのはどれか。1つ選べ。
1 アジスロマイシン水和物錠 2 テオフィリン徐放錠 3 リナグリプチン錠
4 メトトレキサートカプセル 5 オメプラゾール腸溶錠
この問題はほとんど同じ問題ですね。
ここまで一致させてるとなると、薬ゼミの模試はなかなか侮れないなと感じます。
どれだけの問題が当たったの?
では一体どれだけの問題が模試またはやまかけで出題されていたのでしょうか。
公開されている情報から計算してみました。
模試 | やまかけ | かぶり | 合計 | |
必須 | 12 | 8 | 1 | 19/90 |
理論 | 16 | 16 | 2 | 30/105 |
実践 | 16 | 10 | 1 | 25/150 |
合計 | 44 | 34 | 4 | 74/345 |
公開されている情報では模試とやまかけでかぶっているところもありましたので、その問題は「かぶり」としてカウントしています。
計算したところ、模試で当たった問題は44問で、やまかけで当たった問題は34問でした。
全体として74/345(かぶり問題が4問)、割合として必須で21%、理論で28%、実戦で16%、合計で21%の一致率でした。
なんと全体の5分の1は模試または薬ゼミのやまかけで扱われていたということになります。
こんなに当たっているのであれば模試の復習ややまかけ講座への参加はなかなか重要であると言えるのではないでしょうか。
各科目の一致率はどれくらい?
では各科目での当たりやすさに違いはあるのか、各科目の一致率を計算してみました。
物化生 | 15/75 | 20% |
衛生 | 16/50 | 32% |
薬理 | 6/50 | 12% |
薬剤 | 15/50 | 30% |
病態 | 4/50 | 8% |
法規 | 9/40 | 23% |
実務 | 10/30 | 33% |
複合問題の実務はそれぞれの科目にカウントしているので実務の問題数は30問になっています。
この結果を見ると病態・薬物治療の一致率がダントツで低いことが分かりますね。
これは各予備校の総評でも言われていますが、近年の傾向として「医療現場での実践力」を必要とする問題が多く、より臨床的な問題になっているためではないかと考えられます。
実際に103回を解いた身からしても、模試や青本で扱われていないような現場の知識が多く扱われていたように感じます。
ですので、病態・薬物治療は薬ゼミが予想していたよりももっと幅広い知識が要求されているのかもしれません。
まとめ
今回は薬ゼミがどれだけ問題を的中させたのかまとめてみました。
僕への質問の中には模試のやり直しはした方がいいのか、やまかけ講座に行くべきかというものが多くあります。
そういう人たちは今回の記事を見てもう一度自分で考えてみましょう。
この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは自分次第ですからね!
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