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- 調剤薬局から病院へ転職できるの?
- 病院へ転職するメリットと注意点を知りたい
この記事はこういった悩みを持つ薬剤師向けの記事です。
病院薬剤師の評価は近年上がっており、薬剤師外来やPBPM、チーム医療などその活躍の幅を広げています。
そんな中調剤薬局から病院への転職を考えている薬剤師もいるでしょう。
しかし、調剤薬局から病院への転職はあまり聞く機会が少ないので、転職できるのか疑問に思う人も少なくないはずです。
この記事では、
こういった疑問にお答えします。
調剤薬局から病院への転職はできるのか
まず結論から言うと、調剤薬局から病院への転職はできます。
ただし、病院薬剤師から調剤薬局への転職より少し難しいかもしれません。
というのも、調剤薬局数と薬剤師が働いている病院数では大きく違いますのでそもそもの求人数が違います。
また、調剤薬局の経験しかない中途の薬剤師より、新卒や病院を経験した薬剤師を優先したい採用側の思いもあります。
なので、調剤薬局から病院薬剤師になりたいと思っている人は、退職する前にしっかりと転職先を決めておくことをオススメします。
退職してから転職活動しても、結局転職先が見つからないなんてこともありますからね。
薬剤師が病院に転職する際には転職サイトを利用することをオススメします。
特に対面面談でしっかりと条件等を話し合える「マイナビ薬剤師」をオススメします。
公式ページ 薬剤師のための無料転職相談 「マイナビ薬剤師」
マイナビ薬剤師も病院の求人数は多いのですが、より病院の求人数が多いのが「エムスリーキャリア」です。
公式ページ 薬剤師転職の王道!エムスリーキャリア
しかし、「エムスリーキャリア」は対面面談ではなく電話面談となっているので、じっくり話し合いたい人には向かないかもしれません。
各転職サイトの比較に関してはこちらの記事を参考にしてください。
それぞれ良い面と悪い面があるので、失敗のリスクをできるだけ減らすためにも薬剤師転職サイトは複数登録しておくことをおすすめします。
薬剤師転職サイト利用の流れについてはこちらの記事に詳しく書いています。
調剤薬局の薬剤師が病院へ転職するメリット
調剤薬局から病院へ転職する際のメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
冒頭でも話しましたが、近年病院薬剤師は評価されつつあります。
それはチーム医療の中での薬剤師の活躍が評価された結果です。
さらに、医師のタスクシフトが問題となっている現在、PBPMや薬剤師外来のように薬剤師の重要性はさらに増していくはずです。
このように薬剤師は病院の中で活躍の場を大きく広げようとしているので、調剤薬局で感じるやりがいとは違ったやりがいをたくさん感じることができるでしょう。
さらに病院によっては様々な疾患・薬について学べるというメリットがあります。
病院であれば注射薬での治療を行っているので、調剤薬局では学べない薬や治療に関わることができます。
さらに電子カルテを見ることができるので、患者さんの治療経過を把握でき、その中で副作用が起きていないのかチェックすることもできますし、医師がどのように考え治療方針を立てているのかも把握することができます。
なので病院では、病態、治療法、処方意図、薬について、調剤薬局では学べないたくさんのことを学ぶことができます。
調剤薬局の薬剤師が病院へ転職する際の注意点
ここまではメリットについて話してきましたが、調剤薬局から病院へ転職する際には注意点もあります。
まずみなさんが懸念するのは給料が減る可能性があるということでしょう。
薬剤師の「働く」を応援するメディアであるCOCO Pharmaでは各業界の平均年収は以下のようにまとめられています。
業界 | 平均年収 |
調剤薬局 | 450~550万 |
病院 | 約380万 |
ドラッグストア | 500~600万 |
これは全て一般職の平均年収を見ています。
調剤薬局と病院では最大170万円もの差があるので、年収が減る可能性があるということをしっかり把握しておく必要があります。
また働き方も大きく変わるかもしれません。
夜勤・当直があるのは病院の特色なので、夜働きたくないという人は夜勤や当直がない病院を選ぶ必要があります。
また、休日に出勤しないといけない病院もあるので、しっかりとチェックしておく必要があります。
先ほどのメリットでも挙げましたが、注射薬を覚える必要があるというのも一つの注意点です。
注射薬は配合変化や投与速度に注意する必要もありますし、中心静脈栄養などの栄養面の勉強もしなくてはいけません。
もちろん、勉強することが増えるということはそれだけ薬剤師としての活躍の場があるということなので、調剤薬局とはまた違ったやりがいを求めている人は病院への転職を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
調剤薬局から病院への転職はできます。
病院への転職は多くのメリットもありますが、リサーチ不足のままの転職は失敗の原因にもなってしまいます。
なので、この記事で書いた注意点を念頭に置きながら、しっかりとした準備の下転職することをオススメします。
先ほども述べましたが、転職サイトは複数登録してしっかりと比較することが大事です。
しっかりと自分が求める条件を見極めながら、自分に合った転職サイトを見つけることがコツとなっています。
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