103回に落ちて104回で合格|国試浪人の体験記
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どーも、病院薬剤師のひゃくさんです。この記事では、第103回薬剤師国家試験に不合格となり、1年間の国試浪人を経て第104回で合格した方の体験談を紹介します。103回は212点、104回は254点でした。不合格の理由、浪人中のお金と仕事の悩み、勉強のやり方、模試の点数、本番の様子を聞きました。
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点数の推移 第103回は212点(必須68、理論57、実践87)、第104回は254点(必須79、理論65、実践110)でした。模試は統一Ⅰ195点、統一Ⅱ205点、統一Ⅲ232点です。
使った教材 9月から薬ゼミの短期コースに通いました。それまでの半年間は働いていて、勉強できたのは103回の過去問の必須40問だけです。
ポイント 予備校の費用は祖父たちに出してもらいました。そのことが「次は必ず合格する」という信念につながったそうです。
103回と104回の得点は?
ひゃくさんのTwitterのDMに「103回と104回の国試を受けた者です。禁忌肢を除けば、104回での合格が確実と思われます。データを良ければ参考にお使いください」とメッセージをくれた方の体験談です。国試浪人の話は貴重なので、聞いた内容をまとめます。
| 試験 | 必須 | 理論 | 実践 | 総合 |
|---|---|---|---|---|
| 第103回 | 68 | 57 | 87 | 212点 |
| 第104回 | 79 | 65 | 110 | 254点 |
103回は、なぜ落ちた?
103回は、本人が「合格できるとは思っていなかった」と話すとおり、目標が卒業にありました。卒業追試を受けて、ぎりぎり卒業できた状態だったからです。受けてみると分からない問題が多く、ほとんど運で進んだ感じだったそうです。
1日目の終わりに自己採点をして、2日目の実践問題(150問)で100点取れば合格できると分かり、合格は容易だと思っていました。しかし、1日目の終わりにカーリングを見ていて、ろくに勉強していなかった実務で、ひどくやられたそうです。
落ちたことに悔しさはまったくなかったものの、奨学金を借りないと学費を払えないほどの家庭で、予備校の費用をどうするかで親に迷惑をかけました。
国試浪人のお金は、どうした?
予備校の費用は、年金暮らしの祖父たちに用意してもらうことになりました。当初は「何とかなりそうで良かった」くらいに思っていましたが、母親の一言で考えが変わります。
片方の祖父母が、永代供養のために貯めていたお金の大半を、予備校のために出してくれたものなので、決して無駄にしてはいけない、という言葉でした。
そこで初めて、自分の考えの甘さと感謝の軽さに気づき、「次は必ず合格する」という強い信念を持ったそうです。
浪人中の仕事は?
3月末に、内定先から就職をどうするのかと聞かれました。本当は1年間、予備校に通いたかったものの、悩んだ末に、半年間働いて予備校の費用を少しでも稼ぐことにしたそうです。
働きながら勉強するつもりでしたが、家事と会社の研修で忙しく、勉強できたのは103回の過去問の必須40問だけでした。途中で「半年間は勉強できない」と悟り、9月に勉強モードへ切り替えられるように、働いている半年間は全力で遊んだそうです。
浪人中の勉強法と模試の点数は?
9月から薬ゼミの短期コースに通い、本気で勉強を始めました。最初は要領が悪く、膨大な復習のやり方がなかなか分からなかったそうです。試行錯誤を重ねるうちに、復習テストや統一模試の成績が上がり、自信が持てるようになりました。模試の点数は次のとおりです。
| 試験 | 得点 |
|---|---|
| 薬ゼミ統一模試Ⅰ | 195点 |
| 薬ゼミ統一模試Ⅱ | 205点 |
| 薬ゼミ統一模試Ⅲ | 232点 |
いずれも平均を超えていて、順調に伸びています。国試当日は不安で押しつぶされそうでしたが、模試で常に平均を大きく超えていたので、「大丈夫だ」と自分に言い聞かせながら受験したそうです。
104回の本番は、どうだった?
1日目はとても簡単に感じました。2日目はとても難しく感じ、落ちるかもしれない不安とプレッシャーとの闘いになりました。
2日目の①、②と回数を重ねるごとに自信を失い、半分うつ状態で解答を進めたそうです。2日目の③では思考が止まり、簡単なアセトアミノフェンの問題の解き方や、リスペリドンの問題の計算を忘れて間違えてしまうほどでした(禁忌肢でないことを願っていたそうです)。それでも、254点を取って合格しました。
国試を控えている人へのメッセージは?
「点数の捉え方や結果は、人それぞれです。結果がどうであれ、いちばん大切なのは、その結果に自分で納得できるかどうかだと思います。たとえ努力して不合格になったとしても、選択を迫られる場面では、自分で最適のカードを切って受験に挑んだはずです。だから、後悔だけはしてはいけません。後悔するなら、どう立ち回れば困難に打ち勝てたのかを考えて、実行することです。」
「私は様々な失敗をしてきました。だから、失敗から立ち直った人間の本当の強さを知っています。ここで諦めてほしくありません。常に前を向いて、自分の限界を破り、心身ともに成長した強い薬剤師になってください。長い人生はまだ序盤で、やり直しもききます。自分を信じて、困難に打ち勝ってください。応援しています。」
よくある質問
第103回の国試は、なぜ不合格だったのですか?
この体験談の方は、卒業を目標にしていて、ぎりぎりで卒業できた状態で受験しました。1日目の終わりに2日目で100点取れば合格できると分かって安心し、ろくに勉強していなかった実務で点数を落としたそうです。得点は212点(必須68、理論57、実践87)でした。
国試浪人の1年は、どんな流れでしたか?
3月末から半年間は、予備校の費用を稼ぐために働いていて、勉強は103回の必須問題40問だけでした。9月から薬ゼミの短期コースに通って勉強を本格的に始め、模試は統一Ⅰ195点、統一Ⅱ205点、統一Ⅲ232点と伸びました。
第104回の本番は、どんな様子でしたか?
1日目はとても簡単に感じ、2日目はとても難しく感じたそうです。2日目の③では思考が止まって、簡単な問題を間違えてしまうほどでしたが、254点で合格しました。
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