薬剤師

病院薬剤師は給料安い?転職したら年収が100万円上がるかもです

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  • 病院薬剤師ってやっぱり年収低いの?
  • 病院薬剤師が転職したらどれくらい年収上がるの?

この記事はこういった悩みを持つ薬剤師向けの記事です。

ひゃくさん
ひゃくさん
どーも、病院薬剤師のひゃくさん(@sansigoi)です!

病院薬剤師は調剤薬局やドラッグストアに比べて給料が低いと言われていますが、実際どれくらい低いのでしょう

実際僕も病院で働く薬剤師ですが、6年間大学に通い、病院で頑張っている割には給料が低いなと思うことがよくあります。

ひゃくさん
ひゃくさん
病院薬剤師って本当に給料低い・・・

この記事では、薬剤師の初任給や平均年収を比較しながら、病院薬剤師が転職したらどれくらい給料が上がるか考察したいと思います。

病院薬剤師が転職したらどれだけ給料がアップするのか

ここから病院薬剤師の給料と調剤薬局やドラッグストアの給料を比較していきますが、正直に言うと病院薬剤師はかなり給料安いです。
病院薬剤師の活躍はもっと評価されるべきと思いますが、現状はそう上手くいっていないのです。

ひゃくさん
ひゃくさん
病院薬剤師はもっと評価されてもいいのにな・・・

では、さっそく病院薬剤師の給料を比較していきましょう。

初任給で比較

薬学生就職サイト、ファーネットの「奨学金まるわかりガイドブック」を参考に、各業界の初任給を見てみましょう。

業界 調剤薬局 病院 ドラッグストア
基本給(平均) 270,000円 220,000円 330,000円
健康保険 13,860円 10,890円 14,850円
厚生年金 25,620円 20,130円 27,450円
雇用保険 810円 660円 900円
所得税 5,780円 4,340円 6,750円
手取り金額 223,930円 183,980円 250,050円

これは東京在住の1年目の薬剤師を例にして、業界ごとに初任給の平均を見た表となっています。

一番初任給が高いのはドラッグストアの250,050円で一番低いのは病院の183,980円で、その差は66,070円となっています。
単純にこの差を12か月分で計算すると(ボーナス考慮なし)、たった一年間で792,840円もの差が出ることになります。

もちろんこれはボーナスや福利厚生などを考慮したものではないですが、同じ薬剤師なのにこれだけの差があるのは驚きですね。
たった一年でこれだけの差が出るのであれば年月をかければさらに差が出る可能性だってあるでしょう。

ちなみに病院と調剤薬局の1ヶ月の給料の差は39,950円となり、12か月分となると479,400円もの差が発生します。

ボーナスを考慮してないと言っても、病院薬剤師がドラッグストアや調剤薬局に転職しただけで80万や50万円も給料が上がるなんで驚きですね。

ひゃくさん
ひゃくさん
初任給でこれだけ違うなんて!

病院薬剤師からの転職を考えている人は、実際に病院から調剤薬局へ転職した薬剤師の話を聞くことができたのでそちらを参考にしてもいいかもしれません。

薬キャリで病院から調剤薬局へ転職した薬剤師の体験談【感想・転職の流れ】 薬キャリ(エムスリーキャリア)の評判を知りたい! 病院から調剤薬局へ転職した人の話を聞きたい! この記事はこ...

平均年収で比較

薬剤師の「働く」を応援するメディアであるCOCO Pharmaでは各業界の平均年収は以下のようにまとめられています。

業界 平均年収
調剤薬局 450~550万
病院 約380万
ドラッグストア 500~600万

これは全て一般職の平均年収を見ています。病院薬剤師と比較すると、調剤薬局では最大170万円、ドラッグストアでは最大220万円もの差が出てきます。

先ほどの初任給で見るより差が大きくなっていますね。
このことから、病院薬剤師が調剤薬局やドラッグストアに転職することで、年収は約100万円~200万円ほど上がること言えるでしょう

ひゃくさん
ひゃくさん
同じ薬剤師なのにこんなに違うなんて・・・
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病院薬剤師が転職するときに気を付けること

病院薬剤師が調剤薬局やドラッグストアに転職するだけでかなりの年収アップが見込めることが分かりましたね。
しかし、給料面ばかり見て転職してしまうと失敗するリスクが大きくなるので、以下のような項目はしっかりと調べていた方が良いです。

  • やりがいは感じられるか
  • 福利厚生は充実しているか
  • 教育環境はしっかりしているか
  • キャリアアップはできそうか
  • プライベートを大事にできるか

薬剤師として働く上で年収ももちろん重要ですが他の大事なことを無視しないようにしていきたいですね。

また、中には年俸制の調剤薬局などもあるみたいなので、その場の給料の上り幅だけで判断しないように注意してください。

ひゃくさん
ひゃくさん
転職は給料面と他の条件をしっかり検討しながら進めていきたいですね!

おすすめ薬剤師転職サイト

薬剤師転職サイトは全て無料で利用することができ、しかも登録はとても簡単です。

まずは薬剤師である僕が実際に調べて、オススメだと思った3つの薬剤師転職サイトを紹介します。

新人薬剤師にオススメ転職サイト3選

  • マイナビ薬剤師
    利用者の満足度No.1。運営元がマイナビなので調剤薬局から企業まで幅広い求人が揃っている。
  • ファルマスタッフ
    :運営元が日本調剤なので調剤薬局の求人数が多数。キャリアアップに力を入れており、教育・研修制度が充実
  • 薬キャリ
    薬剤師登録数No.1。会員になることで病院等の口コミを見ることができ、ママ向けの条件検索もできる。

オススメの薬剤師転職サイトをこの3つに選んだ理由は、実際に転職する薬剤師の視点に立った時に重要なポイントをしっかり押さえることができていたからです。

重要だと思ったポイントはこの2つです。

  1. 希望に合った転職ができる(求人数が多い、コンサルタントの質が高い)
  2. 安心して転職できる(運営元が大手企業、コンサルタントの質が高い)

この3つの転職サイトの運営元は、それぞれみなさんも知っているような大手企業です。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]薬剤師転職サイトの運営元

マイナビ薬剤師→マイナビ

ファルマスタッフ→日本調剤

薬キャリ→m3.com

ですので、コンサルトの質が高く、他の転職サイトに比べてサービスが充実しており、安心して転職することができます。

さらに、そのネームバリューから求人を出したいという調剤薬局や病院も多いため、他の転職サイトに比べて求人数が多くなっているというのも特徴です。
求人数が少ない転職サイトに比べて、求人数が多い転職サイトの方が、自分の希望に合った転職先を見つけることができる確率が高くなります。

ひゃくさん
ひゃくさん
正直に言って、これら以外の転職サイトを選ぶ理由があまり見つかりませんでした。
それくらい、この3つの転職サイトはオススメです
【2022年最新】おすすめ薬剤師転職サイトを薬剤師が紹介【比較の仕方】 おすすめの薬剤師転職サイトを知りたい! それぞれの薬剤師転職サイトは何が違うのか比較したい! この記事はこう...

こちらにおすすめ転職サイトの詳細をまとめていますのでチェックしてみてください。

最後に

病院薬剤師はとてもやりがいのある素晴らしい仕事だと思います。他職種との連携や、高度な医療など病院薬剤師でしか出来ないこともたくさんあります。

しかし、生活するため、人生をより充実させるにはお金も必要です。今回紹介したように、病院薬剤師から調剤薬局やドラッグストアに転職するだけで年収が数百万も上がるのです。

もし、今生活が苦しかったり、これから結婚や出産等でお金が必要になった時は転職といった選択を取るのもいいかもしれませんね。

ABOUT ME
ひゃくさん
現役で国立薬学部を卒業し第103回薬剤師国家試験を上位1割の順位で合格。病院で働く薬剤師。薬剤師国家試験合格までの経験や薬剤師として学んだ事感じた事をブログやTwitterで発信しています。Instagramフォロワー10万人
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