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先日TwitterのDMにこのようなメッセージが届きました。
今回このようなメッセージをくれたのは、第104回薬剤師国家試験に合格し見事薬剤師になられたKさんです!
この後いろいろお話を聞かせていただいたので、Kさんが薬剤師国家試験までの1年間でどのような勉強をしたのか、後輩へのメッセージを含め紹介していきたいと思います!
1年間の得点推移は?
Kさんの得点推移
- 統一Ⅰ:189
- 統一Ⅱ:207
- 統一Ⅲ:211
- 第104回:262 (必須80 理論67 実践 115)
じわじわと点数が伸びていくので、だんだん合格に近づいていくのが楽しかったです。
一年間の流れ
また、卒業試験は10月・12月・1月の計3回あり、10月と12月の2回で一定の点数を越えることができたら最後の1月の試験が受けられるという方式でした。
前期ー大学の試験に落ちないように勉強していた
講義のあった範囲の青本本文をよく読むことをメインとし、時間に余裕があったら章末問題を解くようにしていました。
この時点では危機感が薄かったため、週末にはほとんど勉強せず遊んでいましたが、冬に後悔します(後述)。
後期ー復習+苦手な薬理に特化した
11月ごろまでは「講義を受けて復習する」というサイクルは変わらず、復習の後に苦手としていた薬理の青本を読むようにしていました。
薬理はおおよそひと月で一周するように範囲を割振って読んでいました。
9〜1月の卒業試験前までで三周ほど読みました。
先生たちからは1日1科目の学習ではいけない、とよく言われましたが、個人的に腰を据えて勉強する方が好きなので無視していました。悪い生徒です。
11月に入るまでは土日は体を休めていました。
11月以降は土日で広い範囲での復習(熱力学全部、薬物動態全部など)を1日1〜2科目やっていました。
卒業試験について
正答率が低い科目から順番に、苦手意識のある範囲を青本の本文を読んで復習しました。
卒業試験については、点数は忘れてしまいましたが全て無事に合格しております。
最後の試験も再試験にならずに突破いたしました。
秋から冬にかけて、もっと時間が欲しい!と思うタイミングがよくありました。
卒業試験の前や模試の前、あとは普段の授業で苦手な範囲をやった時などですね。
でも、そこに使える時間はなく、夏休みや前期の土日にもっとやっていればこんな気持ちにならなかったのに…とよく思いました。
危機感がなかった前期のことを後悔しましたね。これで落ちたらバカだな、とも笑
学校に引きこもった国試前1ヶ月
恥ずかしながら、卒業試験に受かったことで気が抜けてしまい、1月中の勉強はほとんど手がつきませんでした。
その結果として統一Ⅲでは、卒業試験(たしか225点ぴったり)よりも得点が落ちた211点しか取れませんでした。
内訳は、得意な科目については7割〜8割ほどの得点を取れており苦手な科目は5割5分程度、というような状況でした。
そのため、模試の結果を受け取った国試2週間前からは学校にこもりきり、苦手な科目の青本本文を読んで、疲れたら得意科目の青本本文を読んで、というようにとにかく青本を読む生活でした。
家に帰ってからは寝るまでの1時間ほど、領域別問題集をやっていました。
国試の前の日にはもう好きな科目しか見ませんでした。
苦手な科目をやって不安になるのはアホだなと思っていましたが、この考え方もアホだなと今は思っています。
基本的に青本を読んでばかりでしたが、一回読むごとに読み切るスピードが速くなっていくので復習のスピードも上がり、最後はとても良い効率で復習ができていたと思います。
国試の過去問も7年分ほど持っていましたが全くやらなかったです。
研究室の先生からやれやれと言われてげんなりしてしまったからだと思います。
国家試験本番で50点も伸びた理由
また、ネガティヴなことを言う人や自分の自信を失わせるようなことを言う人には近づかないようにしていたので心穏やかに過ごせたことも大きいと思います。
受験生の方はぜひ、穏やかな人たちを見つけておいて欲しいです。
あと、統一Ⅲがあんな得点だったのにもかかわらず所詮模試だから国試は平気だろうなと本気で思っていたことも大きいと思います。
メンタルが強いというか… 国試の本番も特に緊張せずに受けていたので、受験生の方々はぜひとも強い心を持って欲しいです。
本番は模試よりも解きやすい問題が多いので落ち着いて読むこと、また落ち着いて読めるメンタルが大事だと思います。
使った参考書
Kさんが使った参考書
- 青本1〜9
- 領域別問題集4.5.7.9(衛生・薬理・治療・実務)
- 青本要点集7(治療)
理由として、問題を解こうとすると間違ったことが書いてあるのが嫌で、正しいことだけ書いてある本文が好きでした。
要点集は唯一受けた薬ゼミの講座で必要だったので買いました。
治療は特に苦手な科目なので、私にとってはとてもいい参考書でした。
領域別問題集は、苦手な科目の練習のために買いました。
解くためというよりは、解説を読んで「どこでひっかけてくるのか」「覚えているポイントが問題になっているか」を確認していました。
得意科目・不得意科目
- 得意科目:物理 化学 生物 薬剤 法規
- 苦手科目:衛生 薬理 治療 実務
でした。
苦手度で並べると、 治療>>薬理>実務>衛生 で、治療に関しては苦手すぎたため、放置していました。
毎回の試験でも必須12点、理論5点、実践5点程度しか取れておらず、12月以降は要点集にある程度の知識でなんとかしようと決めました。
薬理に関しては前記した通りに対策をしていたため、なんとか平均程度の得点を毎回取れるようになっていました。
実務に関しては、なぜ点が取れないのかわからないのですが模試では毎回D判定、卒業試験でも6割程度しか取れず焦っていました。
ただ、章末問題で見る過去問がさほど難しくないので本番は大丈夫だろう、と考えていました。
衛生に関しては単純に情報量が多く覚えきれていないところが問題でした。
後輩へのメッセージ
無理してやらなくても私のように、苦労はしますが国試に受かることはできるようです。
ただ、試験が終わるごとに難しいと感じた問題について聞くと、「これは過去問」と言われることが多かったので、過去問をやった方が効率がいいと思います。
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