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薬剤師国家試験の過去問って何年分解くべき?何周すべきなの?
過去問のおすすめの勉強方法を知りたい・・・
この記事はこのような疑問をもつ薬学生向けの記事です。
薬剤師国家試験の勉強法として多くの人が勧めているのが、過去問を解きまくるという勉強法。
薬剤師国家試験の傾向がつかめますし、自分に足りていないところを客観的に評価できる点でもとてもおすすめの勉強法です。
この記事では具体的に薬剤師国家試験の過去問を何年分解くべきなのか、何周すべきなのか、またおすすめの勉強方法についてまとめていきます。
国試後に就活を考えている人は、「薬剤師国家試験後の就活で失敗しないためにやっておくべきこと」をチェックしてみてください。
国試後就活で失敗する理由と失敗しないための方法を分かりやすく解説しています。
薬剤師国家試験の過去問はどれくらい解くべきなのか
薬剤師国家試験の過去問をどれくらい勉強すれば合格できるかは、人によって異なります。
ですので、これだけやれば合格できるよなんて無責任なことは言えません。
ですが、どの程度勉強すればいいのかを把握するために、約200人の薬剤師の方に過去問をどれくらい勉強したのかをアンケートしてみました。
過去問は何年分解くべきなのか
薬剤師のみなさんへ質問です!
薬剤師国家試験の勉強をしていた時に、国家試験の過去問は何年分解きましたか?
— ひゃくさん@薬剤師😋 (@sansigoi) January 15, 2022
約200人の薬剤師さんのアンケートの結果、過去問を5~6年分解いた人が一番多いという結果になりました。
次いで7年分以上解いた人が多い結果となり、5年分以上解いた人の割合が60%にも及んでいることがわかります。
なので薬剤師国家試験の過去問は5年分以上を解くべきだといえるでしょう。
過去問は何周すべきなのか
薬剤師の皆さんに質問です!
薬剤師国家試験の勉強をしていた時に、国家試験の過去問は何周しましたか?
— ひゃくさん@薬剤師😋 (@sansigoi) January 15, 2022
約200人の薬剤師さんのアンケートの結果、過去問を2~3周解いた人が一番多いという結果になりました。
0~1周という人の割合も多く、3周以下の人が半数を超える結果となりました。
この結果から薬剤師国家試験の過去問は2~3周程度解くべきだといえるでしょう。
おすすめの薬剤師国家試験の過去問勉強法
ここからは具体的に薬剤師国家試験の過去問をどのように勉強したらいいのかについてまとめていきます。
過去問は予備校のものを使うべき
薬剤師国家試験の過去問は厚生労働省のホームページにて無料で公開されているため、タダで勉強することができます。
しかし、厚生労働省が公開してる過去問には解説がついていません。
そのため僕がおすすめするのは解説がしっかり書いてある薬ゼミなどの予備校が出している過去問を解くことです。
薬ゼミの過去問は解説がとてもわかりやすくまとめてあり、なぜその選択肢が間違いなのかポイントを押さえることができます。
勉強する時間が限られている薬学生には解答の根拠を自分で探す時間ももったいないです。
そのため無料で公開されている過去問ではなく予備校が出版する過去問を利用することをおすすめします。
解説はしっかり読み込む
薬ゼミの過去問にはすべての問題に解説がしっかりと分かりやすく書いてあります。
もし正解した問題でも、少しでも怪しいなと思ったら解説を読んでみましょう。
さらに、解説を読んでもいまいち理解できなかったなと思ったら、その範囲を青本等をしっかりと理解できるまで読み込みます。
過去問は解いて採点したら終わりではありません。
次にどう生かすかが非常に重要となってきますので、わからない部分がでてきたらその都度つぶしていきましょう。
正答率が高い問題を集中的に見直す
これは過去の薬剤師国家試験で正答率60%以上の問題が何問あったのかをまとめたグラフです。
このグラフから分かるように、過去の薬剤師国家試験では正答率60%以上の問題をすべて正答することができれば合格できたことになります。
つまり、正答率が低い問題を答えるより正答率が高い問題をいかに落とさないかがポイントとなってきます。
薬ゼミの過去問にはこのように問題ごとに正答率が記載されています。
過去問を解いていく中で正答率60%以上の問題で間違えてしまったら、そこを重点的に復習していきましょう。
逆に正答率が10%くらいの問題であればやり直しをする優先度は低くなります。
もし勉強に余裕があればその問題も復習していくべきだとは思いますが、薬剤師国家試験まで余裕があまりないのであれば、正答率の高い問題のみに絞って復習していきましょう。
間違えた問題にはチェックをつける
薬剤師国家試験の過去問を複数回解く予定であれば、間違えた問題にはその都度チェックを付けていきましょう。
薬ゼミの過去問には各問題にチェックボックスがあるのでしっかり活用します。
一度解いた問題でも意外と忘れていることが多く、何度も同じ問題を間違えてしまうことが多々あります。
チェックがたくさんついた問題は自分があまり理解できていない範囲であることがわかるので、勉強すべき範囲が自然とわかってきます。
薬剤師国家試験直前は時間を計って解いていく
薬剤師国家試験が近づいてきたら、本番同様に時間を決めて解くことをおすすめします。
薬剤師国家試験では見直しの時間やマークする時間を含めると意外と問題を解く時間が足りません。
なのでどのようなペースで解いていけばいいのかの目安を作るためにも、試験直前は時間を決めて解いていきましょう。
僕が国試を受けたときは
✔️計算問題等の時間がかかる問題
✔️あとちょっとで思い出せそうな問題
こんな問題を一旦飛ばして解いてました💡
他の問題が残ってるのに時間をかけてしまうと焦ってしまったり、他の問題を解く時間を削らないためですね
みなさんも解く優先順位を決めておくといいと思います☝️— ひゃくさん@薬剤師😋 (@sansigoi) January 22, 2020
おすすめの薬剤師国家試験の過去問勉強法まとめ
薬剤師国家試験の過去問を解く勉強法は、傾向がつかめますし、自分に足りていないところを客観的に評価できる点でもとてもおすすめの勉強法です。
この記事の情報を参考に自分なりの解き方を作っていきましょう。
薬剤師国家試験勉強はかなりの長期戦です。
体調に気をつけて勉強頑張ってください!みなさんがいい結果を出せるよう願っています!
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