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この記事の内容
- 新人薬剤師が最低限やっておくべき勉強法
- 新人薬剤師が成長するためにやるべきおすすめの勉強法
この記事ではこういう思いを持った新人薬剤師向けに、病院薬剤師の僕が新人薬剤師が最低限やっておくべきおすすめの勉強法についてまとめていきます。
新人薬剤師が成長のために最低限やるべきおすすめ勉強法
薬剤師向けの本を読んだり、ガイドラインを読むことも重要ですが、まずは新人薬剤師が成長するために最低限やるべき勉強は、基本的なことを一つ一つ押さえていくことだと思っています。
つまり、日常の業務の中で感じた疑問や分からない点を調べたり、先輩に質問することが非常に重要です。
この記事では新人薬剤師が最低限やっておくべき勉強法について簡潔にまとめていきます。
この記事で紹介するのは以下の勉強法です。
- 疑問に思った事を調べる
- 積極的に質問する
- 積極的に経験する
- 薬剤師国家試験の知識を復習する
疑問に思った事を調べて勉強する
新人薬剤師がまずやってほしいことは、日常の業務で疑問に思った事をとことん調べるということです。
以前、このことについてTwitterでこのようなツイートをしました。
新人薬剤師は「なんでだろう?」と思ったら、とことん追求した方がいいです💡
そこで追及せず、ただただ「こういうものか🙄」と終わらせてしまうと成長が止まるし、深みの無い薬剤師になってしまいます
実践で困ったり、後輩からの質問に答えられない薬剤師になる可能性もあります😱— ひゃくさん@薬剤師三年目😋 (@sansigoi) April 6, 2020
疑問を追求することには以下の4つのメリットがあると思っています。
疑問を追求する4つのメリット
- 知らない点が浮き彫りになった瞬間である
- 「疑問→解決」することで知識の定着ができる
- その疑問が意外と重要だったりする
- 質問への答えや疑義照会、処方提案が適切にできる
新人薬剤師が疑問を追求すべき理由についてはこちらの記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。
積極的に質問して勉強する
疑問に思った事を調べても分からないことは当然出てきます。
そういう時は積極的に先輩に質問していきましょう。
先輩の知識は本当に宝のようなものです。
添付文書に載っていないような知識や、考え方を聞いて、どんどん自分のものにしていきましょう。
ただ一つ注意したいのが、まず自分で調べてから質問するということです。
新人薬剤師は分からないままにしたり自分勝手な判断をせずに先輩に聞くことをオススメしますが、まずは自分で調べたり考えをまとめてから質問しましょう💡
その方が自分のためにも、そして相手のためにもなります🙆♂️— ひゃくさん@薬剤師三年目😋 (@sansigoi) June 3, 2020
何でもかんでも先輩に聞いているだけでは、自分の成長に繋がりません。
まずは、自分で調べ、考える力を付けることを最優先させて、それでも分からない場合に先輩に聞くようにしましょう。
積極的に経験して勉強する
新人薬剤師は圧倒的に経験値が足りていません。
なので、新人のうちに経験できることはとことん経験して、自分のものにする必要があります。
以前、このことについてTwitterでこのようなツイートをしました。
レアな処方が出たら積極的に服薬指導させてもらった方がいいと思います🙆♂️
頭で理解しているつもりでも、実際に説明すると、理解できていないところ、新たな疑問点が浮き彫りになります💡
経験は薬剤師にとって大きな価値になるので、どんどんチャレンジしていきましょう🙋— ひゃくさん@薬剤師三年目😋 (@sansigoi) May 25, 2020
服薬指導だけでなく以下のような様々なことでも言えます。
積極的に経験すべきことの例
- 服薬指導
- 監査
- 疑義照会
- 処方提案
- 抗がん剤などの調整
頭ではわかっていても実践で活かせるかどうかは、また別問題です。
薬剤師は知識だけ持っていてもあまり意味がないので、実践でしっかり使えるよう積極的に経験していきましょう。
薬剤師国家試験の知識を復習して勉強する
新人薬剤師の皆さんは薬剤師国家試験の内容が、薬剤師の日常業務でも使えるかなり実践的な内容であるということをご存知でしょうか?
例えば第103回のこの問題。
85歳女性。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の治療を受けている。この患者の処方箋を、家族が薬局に持参した。
(処方)
オメプラゾール錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 14日分家族より、最近飲み込む力が弱まり服用の際に苦労しているので、薬が飲みやすくなる方法はないかと相談を受けた。
薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1.オメプラゾール錠を正確に半錠に分割して調剤する。
2.オメプラゾール錠を乳鉢で粉砕して調剤する。
3.ラベプラゾールNa錠へ変更し、乳鉢で粉砕して調剤することを医師に提案する。
4.ランソプラゾールカプセルへ変更し、脱カプセルして調剤することを医師に提案する。
5.ランソプラゾール口腔内崩壊錠への変更を医師に提案する。第103回薬剤師国家試験 問212より
この問題は薬剤師として働いているとよく見かけるものになっています。
薬剤師国家試験の知識があるだけで、PPIの粉砕や簡易懸濁の問い合わせや相談なんかは簡単に答えることができます。
しかし、薬剤師国家試験が終わった後に、せっかく身に付けた知識を失っている薬学生が多いのが現状です。(僕も含め・・・)
新人薬剤師で何を勉強していいか分からないという人は、薬剤師国家試験の薬理、薬剤、病態・薬物治療、実務部分をもう一度復習してみましょう。
薬剤師国家試験の知識と、薬剤師としての業務をしっかりリンクすることができればさらに成長できるはずです。
まとめ
この記事では、新人薬剤師が最低限やっておくべきおすすめの勉強法についてまとめていきました。
- 疑問に思った事を調べる
- 積極的に質問する
- 積極的に経験する
- 薬剤師国家試験の知識を復習する
新人薬剤師はいろんなことに触れ、どんどん成長できる時期でもあります。
その成長期に今回紹介した勉強法で他の新人薬剤師に差を付け、先輩にいち早く追いつけるよう勉強に励むのもいいかもしれませんね。
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