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2022年の薬剤師国家試験っていつあるの?
第107回薬剤師国家試験の情報を知りたい!
この記事はこういった悩みを抱えた人向けの記事です。
第107回薬剤師国家試験は、2022年(令和4年)2月19日と20日に行われます。
この記事では日程の詳細以外にも第107回薬剤師国家試験に関する情報をまとめていきたいと思います。
国試後に就活を考えている人は、「薬剤師国家試験後の就活で失敗しないためにやっておくべきこと」をチェックしてみてください。
国試後就活で失敗する理由と失敗しないための方法を分かりやすく解説しています。
第107回薬剤師国家試験の試験日、合格発表日
第107回薬剤師国家試験の日程は2022年(令和4年)2月19日と20日と厚生労働省から正式に発表されました。
また合格発表は令和4年3月24日(木曜日)午後2時です。
過去12回の日程は?
第95回~106回薬剤師国家試験の日程をまとめてみました。
過去の薬剤師国家試験の日程
- 第95回:3月6日、7日
- 第96回:3月5日、6日
- 第97回:3月3日、4日
- 第98回:3月2日、3日
- 第99回:3月1日、2日
- 第100回:2月28日、3月1日
- 第101回:2月27日、28日
- 第102回:2月25日、26日
- 第103回:2月24日、25日
- 第104回:2月23日、24日
- 第105回:2月22日、23日
- 第106回:2月20日、21日
※すべて土日開催
このように過去12回の薬剤師国家試験の日程を見てみると、3月の最初の週か2月の最後の週で行われていることが分かります。
さらに言えば第95回から日程が徐々に早まっている傾向にあることが分かります。
第107回薬剤師国家試験の出題科目
薬剤師国家試験は、
①物理・化学・生物
②衛生
③薬理
④薬剤
⑤病態・薬物治療
⑥法規・制度・倫理
⑦実務
の7科目から出題されます。
この7科目が
「必須問題」…基礎的な問題が出題される
「理論問題」…より深い内容が問われる
「実践問題」…実際の臨床に沿った問題が出題される
に分けられて出題されます。
各科目の出題数は以下のようになっています。
科目 | 必須問題 | 理論問題 | 薬学実践問題 | 出題数計 |
---|---|---|---|---|
物理・化学・生物 | 15問 | 30問 | 15問(複合問題) | 60問 |
衛生 | 10問 | 20問 | 10問(複合問題) | 40問 |
薬理 | 15問 | 15問 | 10問(複合問題) | 40問 |
薬剤 | 15問 | 15問 | 10問(複合問題) | 40問 |
病態・薬物治療 | 15問 | 15問 | 10問(複合問題) | 40問 |
法規・制度・倫理 | 10問 | 10問 | 10問(複合問題) | 40問 |
実務 | 10問 | 20問+60問(複合問題) | 95問 | |
出題数計 | 90問 | 105問 | 150問 | 345問 |
第107回薬剤師国家試験の時間割
薬剤師国家試験は「必須問題」、「理論問題」、「実践問題」の計345問が2日間にわたって出題されます。
1日目 | 1日目① 必須問題試験(90分) |
9:30~ 11:00 |
---|---|---|
必須問題試験(90問) | ||
1日目② 一般問題(薬学理論問題)(150分) |
12:30 ~ 15:00 |
|
薬学理論問題(60問) | ||
1日目③ 一般問題(薬学理論問題)(115分) |
15:50 ~ 17:45 |
|
薬学理論問題(45問) | ||
2日目 | 2日目① 一般問題(薬学実践問題)(125分) |
9:30 ~ 11:35 |
薬学実践問題(25+25問) | ||
2日目② 一般問題(薬学実践問題)(100分) |
13:00 ~ 14:40 |
|
薬学実践問題(20+20問) | ||
2日目③ 一般問題(薬学実践問題)(150分) |
15:30 ~ 18:00 |
|
薬学実践問題(20+40問) |
第107回薬剤師国家試験の試験地
第107回薬剤師国家試験の試験地は「北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県及び福岡県」にて行われます。
また各都道府県の会場の詳細は厚生労働省により発表されています。
薬剤師国家試験が行われる2月は大学受験の時期ともかぶってしまい、会場周辺の宿が予約しにくくなる可能性があります。
そのため薬剤師国家試験当日にアクセスの悪いホテルに泊まらなくていいように、過去の試験会場を参考に早めに予約しておくことをおすすめします。
第107回薬剤師国家試験の合格基準
薬剤師国家試験の合格基準は相対基準となっているため、合格発表が行われるまでわからないようになっています。
つまり、薬剤師国家試験には○○点が合格ラインという明確な基準がなく、毎年合格ラインが変動する試験となります。
相対基準になってからの薬剤師国家試験の合格ラインをまとめてみました。
※345問中何問正答で合格できたかを示しています
過去の傾向から薬剤師国家試験の合格ラインは213~225点辺りで変動していることがわかります。
もちろん今後の薬剤師国家試験の難易度等により大きく変動する可能性はありますが、目標とする点数の目安にしてみるといいと思います。
さらに、総合点以外にも必須問題での足切り、禁忌肢というものがあり、それにより合否が決まってきます。
詳しくはこちらの記事にて過去の合格基準とともに説明していますので参考にしてみてください。
薬剤師国家試験のおすすめ勉強法
いつから勉強すべきなのか
薬剤師国家試験勉強は少なくとも6年生の4月には始めましょう。
もちろん4月以前に始めるとより余裕を持って勉強することができるでしょう。
6年生でまだ始めてない人は今すぐにでも始めましょう。
というのも多くの薬学生がもっと早めに勉強を始めればよかったと後悔してるからです。
さらに薬剤師国家試験の高得点者の多くは4月には勉強を始めていたという特徴があります。
薬学生に勉強を始めた時期についてアンケートを取ったところ、4月に勉強を始めている薬学生が多いことがわかりました。
一番多くなったのが薬ゼミの1回目の模試がある9月でした。
実際に僕もこれくらいの時期に勉強を始めた一人なのですが、正直すごく苦労しました。
もちろん遅く始めても合格できないわけではないのですが、余裕をもって勉強していくためには早めの対策をおすすめします。
何から勉強すべきなのか
では、薬剤師国家試験勉強は何から始めればいいのでしょうか。
まずは必須問題の足切りラインを超えることを目標とする勉強をしていきましょう。
必須問題とは薬剤師国家試験で全90問からなる基礎的な知識が問われる問題のことです。
ちなみに必須問題には各科目3割以上、全体で7割以上という足切りラインが設定されています。
個人的にオススメしているのが過去の必須問題を解きまくる勉強法です。
僕がこの勉強法をおすすめする理由の一つとして、実際に僕がこの勉強法で点数を爆上げさせることに成功したからです。
どれくらい爆上げしたかと言うと、2カ月で約130点から約190点の60点上げることができました。
先ほど説明したように、必須問題では薬剤師国家試験で問われる基礎的な知識が出題されます。
そのため必須問題を勉強することによって、基礎的な知識を身に付けることができます。
なので、まずはどういった勉強法でもいい(必須問題でも要点集でも)ので、基礎知識を身に付けることをおすすめします。
その他の薬剤師国家試験の勉強法に関しては別の記事にまとめていますので参考にしてみてください。
薬剤師国家試験直前の勉強法は?
残り時間が少ないので無理に勉強法を変える必要はなく、自分がやってきた勉強法を信じてやりきるのが一番いいと思います。
その上で、どうしても自分の勉強法に自信がなく、オススメの勉強法が知りたいという薬学生には、このような勉強法をおすすめしています。
薬剤師国家試験直前におすすめの勉強法
①正答率の高い問題を優先的に勉強する
→正答率60%以上の問題だけで合格点近くとれるから
②その年に行われた模試のやり直しをする
→予備校が考えた予想問題がたくさん含まれているから
③過去問をひたすら解きまくる
→出題傾向がわかる、国家試験の練習ができるから
もっと詳しく理由を知りたい人はこちらの記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
勉強法以外にも残り時間の過ごし方についても書いています!
いらない参考書は早めに売りましょう
薬学部は6年間あるのでたくさんの参考書がたまっているはずです。
いらないものは早めに処分しましょう。
できるだけ高く売るのであれば、メルカリなどのフリマアプリをオススメします。
しかし、手間をかけずに簡単に売りたいという場合はメディカルマイスターで売ることをおすすめします。
詳細はこちらの記事に書いているので参考にしてください。
まとめ
薬剤師国家試験勉強はかなりの長期戦です。
体調に気をつけて勉強頑張ってください!みなさんがいい結果を出せるよう願っています!
【2022年版】薬学生におすすめの就活サイト4選|厳選ポイント解説!
【薬学生の就活には『arp(アープ)』をおすすめ!】他サービスとの違いや特徴・おすすめ理由を解説
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