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薬剤師

【無料】薬剤師向け便利サイト集|出荷調整・添付文書・論文検索など31選

薬剤師向け無料サイト集
ひゃくさん

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どーも、病院薬剤師のひゃくさんです。「処方薬が入ってこない」「添付文書を確認したい」「副作用が疑われる」。そんなときにすぐ開ける無料のサイトを、やりたいこと別にまとめました。公的機関や学会が運営しているサイトだけを載せています。各サイトの内容は、2026年10月に実際にページを開いて確認しました。公式サイトは更新されるので、最新の情報は、それぞれのサイトで確認してください。

添付文書を見たい PMDAの「医療用医薬品 添付文書等情報検索」を開きます。登録なしで、最新の添付文書を検索できます。

出荷調整を調べたい 厚生労働省の「医療用医薬品供給状況報告」を開きます。民間のチェッカーは公式ではないので、最終確認はこちらです。

ガイドラインを探したい 「Minds」で、疾患やトピックから探せます。

出荷調整・供給状況は、どこで調べる?

「処方薬が入ってこない」「いつまで限定出荷なの?」と思ったら、医療用医薬品供給状況報告(厚生労働省)を開きます。製造販売業者の報告にもとづく、限定出荷や供給停止の一覧です。無料・登録不要で、開いたときに一覧の日付を確認してください。民間の出荷調整チェッカーは便利ですが、公式の情報ではないので、最終的な確認は厚生労働省の資料で行うのが安全です。

添付文書・薬の情報は、どこで調べる?

サイト 使う場面 ひとこと
医療用医薬品 添付文書等情報検索(PMDA) 禁忌や相互作用、用法・用量を最新の添付文書で確認する。インタビューフォームで、物性や安定性を調べる。 無料・登録不要
一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索(PMDA) 患者さんが持参したOTCの成分や注意点を確認する。 無料・登録不要
iyakuSearch(JAPIC) 添付文書と文献を、ひとつの入口からまとめて探す。 基本の検索は無料。利用は個人の調査研究の目的に限られ、自動ダウンロードや商用利用は禁止
KEGG MEDICUS 併用薬の相互作用を、素早く確認する。 無料。日本の添付文書のデータは、ダウンロードが禁止
くすりのしおり(くすりの適正使用協議会) 患者さんへの服薬指導の説明を、やさしい言葉で確認する。 無料

副作用・安全性情報・回収情報は、どこで調べる?

改訂や回収の情報を自分から探しに行きたくない人は、まず「PMDAメディナビ」に登録すると、メールで受け取れます。

サイト 使う場面 ひとこと
PMDAメディナビ(医薬品医療機器情報配信サービス) 添付文書の改訂や、医薬品の回収の情報を、自分から探しに行かなくても受け取る。 無料・登録が必要
医薬品・医療機器等安全性情報 改訂された内容を、まとめて確認する。 無料。新しい号が出るたびに追加
医薬品の回収情報(PMDA) 在庫の医薬品が、回収の対象になっていないかを確認する。 無料
重篤副作用疾患別対応マニュアル(医療関係者向け) 副作用を疑ったときに、初期症状、鑑別、対応を確認する。 無料。本体は厚生労働省のサイトからPMDAのサイトへ移っており、古いURLだと表示されないことがある
副作用が疑われる症例報告に関する情報(JADER) ある薬と副作用の組み合わせが、どれくらい報告されているかを調べる。 無料。報告の数は、薬が原因であることや、副作用の頻度を示すものではない
医薬品副作用被害救済制度(PMDA) 患者さんに制度を案内する。請求に必要な書類を確認する。 無料
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 調剤ミスや疑義照会の事例から、自分の職場の対策を考える。 無料
医療事故情報収集等事業(医療安全情報) 病院で、薬剤に関わる事故を共有し、予防する。 無料

薬価・診療報酬・制度は、どこで調べる?

サイト 使う場面 ひとこと
薬価基準収載品目リスト(厚生労働省) 薬価や、後発医薬品の有無を確認する。 無料。適用日ごとに別のリストが公開されるので、適用日を確認
診療報酬改定のページ(疑義解釈資料) 算定の疑問が出たときに、厚生労働省の考え方を確認する。 無料。資料の「その〇」は、改定の年度中に増えていく
医療情報ネット(ナビイ)の薬局検索 患者さんに、ほかの薬局を案内する。連携する薬局の情報を調べる。 無料・登録不要
薬剤師国家試験のページ(厚生労働省) 後輩や実習生の指導で、国試の問題や出題基準を確認する。 無料

ガイドライン・論文は、どこで探す?

サイト 使う場面 ひとこと
Mindsガイドラインライブラリ 処方の意図や、推奨の内容を、ガイドラインで確認する。 無料。全文は、各学会のサイトや出版物にリンクしている場合がある
J-STAGE 日本語の論文や学会誌の記事を探して読む。 検索・閲覧は登録不要。購読が必要な論文も混じる
PubMed 英語の論文やランダム化比較試験を探す。 無料・英語。全文は含まれず、無料で公開されているものはPubMed Central(PMC)などで読む
CiNii Research 日本語の論文を探す。大学図書館の所蔵を調べる。 検索は登録不要
Google Scholar キーワードで、幅広く論文を探す。引用されている論文をたどる。 検索は登録不要。論文の本文は出版社の条件に従う
医中誌Webは有料です。日本の医学文献を調べるときによく使うデータベースですが、法人版・個人版ともに有料で、利用にはログインが必要です(医中誌Web)。職場や大学が契約していないか、確認してみてください。

妊娠・感染症・中毒・腎機能は、どこで調べる?

サイト 使う場面 ひとこと
妊娠と薬情報センター 患者さんに、相談できる場所を案内する。 一般向けは無料。医療関係者向けの情報は、登録とログインが必要
LactMed(Drugs and Lactation Database) 授乳中の患者さんの薬について、海外の文献にもとづく情報を調べる。 無料・英語。ページを開くときに、確認の画面が出ることがある
感染症情報提供サイト(JIHS) 流行している感染症の状況を確認する。予防接種の情報を調べる。 無料。古いブックマーク(niid.go.jp)は、新しいURLに貼り替える
AMR臨床リファレンスセンター 抗菌薬の適正使用に関する資料を探す。 無料
日本中毒情報センター 誤飲や過量服用の相談先を確認する。 一部有料。一般向けの電話相談は無料、医療機関向けは1件2,000円で、医療従事者向けの詳しい情報は会員ログインが必要
eGFR・eCCrの計算(日本腎臓病薬物療法学会) 腎機能に合わせて薬の用量を調整するときに、腎機能を確認する。 計算は無料

学会・団体のサイトは?

サイト 使う場面 ひとこと
日本病院薬剤師会 病院薬剤師の実務の資料を探す。 会員限定ページあり
日本薬剤師会 薬局や制度の、最新のお知らせを確認する。 会員限定ページあり

調べても分からないときは、相談できます

サイトで調べても、その理解で合っているのか確かめたい。聞ける先輩が職場にいない。そんなときに、文字で気軽に相談し合えるオンラインコミュニティ「ひゃくさんとまなぶ薬のこと」を用意しました(2026年10月1日(木)20時オープン)。ニックネームで参加できて、顔出しは不要、読むだけでも大丈夫です。

コミュニティの内容を見る

くわしい条件

サイトごとの説明

  • 医療用医薬品供給状況報告:製造販売業者の報告にもとづいて、医薬品ごとの「限定出荷(自社の事情・他社の影響・その他)」や「供給停止」、出荷量の区分(増加・通常・減少・停止)をまとめた一覧です。Excelファイルで公開されています。同じページから、ログインなしで見られる「医薬品安定供給・流通確認システム」の「医薬品供給状況一覧」にもたどり着けます。定期的に更新される情報です。
  • 医療用医薬品 添付文書等情報検索:医療用医薬品の添付文書、インタビューフォーム、患者向医薬品ガイド、RMP(医薬品リスク管理計画)、審査報告書などを、まとめて検索できる公式のサイトです(運営は医薬品医療機器総合機構)。添付文書は電子化されていて、包装のバーコードをスマホアプリ「添文ナビ」で読み取っても、最新の情報を見られます。
  • 一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索:OTC医薬品や要指導医薬品の添付文書、使用者向けの情報を、製品名、薬効、成分、製造販売業者、リスク区分などで検索できます。
  • iyakuSearch(一般財団法人日本医薬情報センター):添付文書(医療用・一般用)と、文献情報、学会発表の情報を、横断して検索できます。有料や利用限定の機能(Plus)もありますが、基本の検索は無料で使えます。
  • KEGG MEDICUS(京都大学化学研究所・金久研究室):医薬品の検索と添付文書の閲覧ができます。併用禁忌・併用注意を調べる「医薬品相互作用」のチェックもでき、日本語と英語に対応しています。
  • くすりのしおり:患者さん向けに、薬の効果や使い方、注意を分かりやすくまとめた情報です。製薬企業が作成し、協議会が管理しています。英語版もあります。
  • PMDAメディナビ:緊急安全性情報、安全性速報、使用上の注意の改訂指示、回収情報、承認情報などを、メールで受け取れるサービスです。登録料は無料で、登録が必要です。
  • 医薬品・医療機器等安全性情報(厚生労働省・PMDAのサイトに掲載):使用上の注意の改訂や、市販直後調査の対象品目などをまとめた情報です。号ごとに読めます。
  • 医薬品の回収情報:クラスI・II・IIIに分けた回収情報と、年度別の一覧を載せています。ロット情報などを収めたCSVもあります。
  • 重篤副作用疾患別対応マニュアル:重い副作用について、臓器・疾患別のPDFマニュアル(19分野)を公開しています。副作用が疑われるときの、早期発見と初期対応を調べられます。厚生労働省が作成し、PMDAのサイトで公開されています。
  • JADER:報告された副作用の症例を、検索できるデータです。ラインリストの検索と、CSVデータの提供があります。2004年4月以降に受け付けた報告が対象です。データの見方には注意してください。
  • 医薬品副作用被害救済制度:医薬品を適正に使っても副作用で健康被害が出たときの救済制度の案内です。制度の概要と請求書類の案内が載っています。
  • 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業(公益財団法人日本医療機能評価機構):薬局から集めたヒヤリ・ハットの事例を、検索したり、報告書で読んだりできます。事例検索では、2009年4月以降に報告された事例を調べられます。
  • 医療事故情報収集等事業(同機構):医療事故の情報から作られた「医療安全情報」と、報告書、事例の検索を載せています。事例の検索は、登録なしで使えました。
  • 薬価基準収載品目リスト(厚生労働省):適用日ごとの薬価基準収載品目リストと、先発医薬品・後発医薬品の情報、一般名処方のマスタなどを公開しています。
  • 診療報酬改定のページ(厚生労働省):診療報酬改定の資料のほか、疑義解釈資料(事務連絡)と、調剤に関する別添を載せています。疑義解釈資料は、改定の年度ごとに、「その〇」と番号を付けて追加されていきます。
  • 医療情報ネット(ナビイ):全国の薬局を、条件で検索できます。薬局機能情報提供制度にもとづく薬局の情報を載せています(運営は厚生労働省・都道府県)。
  • 薬剤師国家試験のページ:薬剤師国家試験の過去問題と正答、出題基準、合格基準、合格発表などを載せています。最新の回の資料まで、載っています。
  • Mindsガイドラインライブラリ(公益財団法人日本医療機能評価機構):診療ガイドラインと、その解説を、疾患やトピックから探せます。
  • J-STAGE(国立研究開発法人科学技術振興機構):日本の学会誌や論文を読めるサイトです。オープンアクセスの記事が多く、検索は誰でも使えます。
  • PubMed(米国国立医学図書館):4,000万件を超える医学論文の書誌情報と抄録を検索できます。
  • CiNii Research(国立情報学研究所):論文、図書、博士論文などを、横断して検索できます。CiNii Articlesは、2022年にCiNii Researchに統合されました。
  • Google Scholar:論文、学位論文、書籍などを、幅広く検索できます。
  • 妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター):妊娠中や授乳中の薬について、相談先と、全国の「妊娠と薬外来」の拠点病院を案内しています。
  • LactMed(米国国立医学図書館):授乳中の母親が使う薬や化学物質について、母乳中の濃度、乳児の血中濃度、乳児に起こりうる有害な影響をまとめたデータベースです。内容は、すべて文献にもとづいていて、出典が示されています。薬の名前や、CAS登録番号、薬効分類などで検索できます。
  • 感染症情報提供サイト(国立健康危機管理研究機構・JIHS):感染症発生動向調査(IDWR)や、病原体の検出情報(IASR)、予防接種の情報などを載せています。国立感染症研究所は2025年4月に、国立国際医療研究センターと統合して、JIHSになりました。
  • AMR臨床リファレンスセンター(JIHS):薬剤耐性(AMR)について、啓発や教育のための資料と、医療従事者向けの情報を載せています。以前のURLは、現在のURLに転送されます。
  • 日本中毒情報センター(公益財団法人):誤飲や中毒の予防、事故事例、対応の手順などを、一般向けに公開しています。
  • eGFR・eCCrの計算(一般社団法人日本腎臓病薬物療法学会):身長、体重、年齢、性別、血清クレアチニン(またはシスタチンC)から、eGFRとeCCrを計算できます。
  • 日本病院薬剤師会:ガイドライン、Q&A、厚生労働省の通知、ポジションペーパー、動画などを、登録なしで見られます。会員限定のページもあります。
  • 日本薬剤師会(公益社団法人):お知らせ(一般向け・薬剤師向け)、医薬品の情報、薬局に関する情報などを載せています。会員専用のページもあります。

よくある質問

出荷調整(供給状況)は、どこで確認できますか?

公式の一次情報は、厚生労働省の「医療用医薬品供給状況報告」です。製造販売業者の報告にもとづく限定出荷や供給停止の一覧を、登録なしで見られます。民間の出荷調整チェッカーも便利ですが、公式ではないので、最終的には厚生労働省の資料で確認してください。

添付文書の改訂や回収の情報を、自動で受け取る方法はありますか?

PMDAメディナビに登録すると、緊急安全性情報、使用上の注意の改訂指示、回収情報などを、メールで受け取れます。登録料は無料です。

この記事のサイトは、すべて無料ですか?

内容を無料で見られるサイトを選びました。ただし、医中誌Webは有料です。日本中毒情報センターの医療機関向け電話相談は有料で、医療従事者向けの情報は会員ログインが必要です。学会のサイトにも、会員限定のページがあります。

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病院で働く薬剤師。薬剤師国家試験合格までの経験や薬剤師として学んだ事感じた事をブログやInstagramで発信しています。Instagramフォロワー13万人
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